勢い失われれば「当然、追加緩和」日銀・黒田総裁語る!
朝日新聞DIGITAL
【転載開始】
■勢い失われれば「当然、追加緩和」
日銀・黒田総裁語る 2019年2月22日
日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁
が朝日新聞の単独インタビューに応じ、
目標の物価上昇率2%への勢いが
景気減速などで失われれば、
「当然、追加緩和策を検討することになる」
と述べた。
金融緩和を強化する手段として、
金利引き下げや国債の買い増しなど
「様々なオプションとその組み合わせという
ことがあり得る」とした。
黒田総裁は追加緩和策として、
現在は「マイナス0・1%」の短期金利や
「ゼロ%程度」の長期金利の水準の引き
下げ、マネタリーベース(市場に供給する
資金量)の「増加のテンポを加速する」
などを挙げた。
「経済や金融の実態に最も適切で、副作用
が最小限にとどめられるような政策をとる」
とし、複数の手段を組み合わせる考えも
示した。
大規模緩和の開始から約6年でも物価
目標は達成できず、金融機関の収益悪化
など副作用もある。
黒田総裁は人口減や金利低下で
「地域金融機関の基礎的収益力が趨勢
(すうせい)的に低下しているのは事実」
と認め、
「金融機関の金融仲介機能が低下していく
恐れもあるので注視して いる」とした。
だが2%目標は「今やグローバルスタン ダード
(世界標準)になっている」
「変える必要はない」とし、達成前に
「政策の枠組みを変えるようなことは適切
ではない」と語った。
10月に予定される消費税増税については、
軽減税率やポイント還元などで
「直接的には経済にネガティブ(否定的)な
影響はほとんどない」と述べた。
米中 貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)から
の離脱問題で不安が高まる世界景気は
「欧州の状況はやや気になる」としつつ
「メインシナリオとしては比較的順調な世界経済
の拡大が続く」との見通しを 示した。
インタビューは21日に行った。
(湯地正裕)
【転載終了】
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黒田総裁は前回の消費増税でも
似たような主張をしていたようですが、
実際にはリーマンショッククラスの
マイナス成長を記録しています。
ツイッターのコメントには、
・なんでこう馬鹿なんでしょうね。
景気回復の為の減税を行って
いくタイミングなのに増税して
消費を冷やしてどうすんの?
一度勢いが衰えれば戻すの大変よ。
追加緩和なんかでは無理ですね。
・国の未来をドン底に突き落とします。
などと、批判的なコメントが並びます。
この発言を見ると、金融緩和から
抜け出せない泥沼状態だとみられ
ますね。
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