安倍首相が施政方針演説で巧みな“錯覚工作”・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■また偽装発覚・・・
安倍首相が施政方針演説で巧みな“錯覚工作”
公開日:2019/03/16
施政方針演説のトリックが発覚――。
15日の衆院文部科学委員会で
川内博史議員(立憲民主)が問題に
したのは、今年1月28日に行われた
安倍首相の施政方針演説の次の
くだりだ。
「児童扶養手当の増額、給付型奨学金
の創設を進める中で、ひとり親家庭の
大学進学率は24%から42%に上昇し、
悪化を続けてきた子どもの相対的貧困率
も、初めて減少に転じ、大幅に改善しま
した」
誰もが、安倍政権の政策が奏功して
いると思ってしまうが、デタラメだ。
ひとり親家庭の大学進学率42%の
調査は、16年11月に行われた。
一方、児童扶養手当の増額は16年12月、
給付型奨学金は17年4月からそれぞれ
実施されている。
つまり、両政策とも、進学率の向上に貢献
しようがないのである。
川内議員に突っ込まれた厚労省子ども
家庭局の藤原朋子児童虐待防止等総合
対策室長は、
「一連の施策の例示を述べたもの」と
かわそうとしたが、最後は
「直接の因果関係はない」と認めざるを
得なかった。
「進める中で」という微妙な表現でつない
でいるところを見ると、国民の錯覚を誘う
“確信犯”であることは間違いない。
施政方針演説は事前に閣議決定され
ている。
国語を担当する大臣として、「訂正」を
求められた柴山昌彦文科相は
「閣議決定されるような文章は誤解がない
ように極力正確な表現を用いるべきだ」と
一般論を答弁。
川内議員は「誤解がメチャメチャある表現だ」
とあきれ顔だった。
施政方針演説は国のトップが年初に語る
重たいものだ。
安倍政権下で、公文書や統計から、
施政方針演説に至るまで「大事なもの」が
全部ボロボロにされている。
【転載終了】
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本当がない政権ですね!
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