軟弱姿勢が目立つ安倍外交では日朝首脳会談の道は開かない!
永田町の裏を読む
【転載開始】
■軟弱姿勢が目立つ安倍外交では
日朝首脳会談の道は開かない
公開日:2019/03/21
安倍政権の北朝鮮に対する
「軟弱姿勢」が目立つ。
17日の防衛大学校卒業式で
訓示した安倍晋三首相は、
近年は毎回、思い切り強調して
きた 「北朝鮮の核・ミサイルの脅威」
に一言も触れなかった。
また、それに先立つ13日の定例
会見で、菅義偉官房長官は、
ジュネーブで開催中の国連人権
理事会に2008年以来10年間、
欠かさず続けてきた北朝鮮非難決議
の提出を今年は行わないことにした
と発表した。
周知のように、去年の今頃までは
北朝鮮を“主敵”のように言い立てて、
経済制裁はもちろんのこと、
日本海に飛来した米爆撃機を
航空自衛隊機でエスコートするなど、
米国と一緒に戦争することも辞さない
かの構えを取って
「最大限の圧力をかけ続ける」と
叫んでいたのに、一体どうした
ことなのか。
外交通の野党議員に解説を求めた。
「第1に、“親分”のトランプが北
との対話に転じてしまったので、
理も非もなく尻尾を振って付いていく
という属国根性の表れ。第2 に、
拉致問題を『最も重要な課題』 と位置
付けながら、直接には何もできず、
ただトランプに何度も電話して金正恩
に言ってもらうよう頼むという哀願外交
を続けてきたが、それも役に立たな
かった。そして 第3に、ロシアの
プーチン大統領との個人的親しさを
売り物に北方領土問題の進展を図った
けれども、 夏の参院選前に成果を出して
選挙 の目玉にするなど到底不可能である
ことがはっきりした」
そこで、急きょ矛先を転じて、
何とか北との対話のきっかけを掴め
ないか、下手なジャブでも数打ちゃ
当たるということで、やたらにサイン
を繰り出してあがいているというので
ある。
しかし、誰が考えても分かるように、
いま金正恩はトランプを相手に、何とか
戦争を抑止して国家の存続を確保しよう
と命懸けの駆け引きに打って出ていて、
日本の安倍に顔を向けている暇など一秒
だってないに違いない。
北方領土交渉が挫折したのも、
「北方4島」とか「一括返還」とかの従来
の用語を引っ込めれば、その“言葉遊び”の
ジャブにロシアは乗ってくるだろうという
甘い見通しを立てたからである。
北朝鮮に対しても同じ過ちが繰り返され
つつあり、従ってこの小ざかしいやり方
では、日朝首脳会談への道をこじ開ける
ことは不可能とみるべきである。
【転載終了】
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強気なのは、一強と言われる国内
だけで、外交は各国首脳が相手に
しないということでしょうかね。
韓国で暴れた厚生省の幹部もやる気
をなくしているということなのかもしれ
ませんね。
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