奇策、保釈中のゴーン逮捕で消し飛んだ「安倍‐麻生道路」!

 田中龍作ジャーナル 


 【転載開始】


 ■奇策 保釈中のゴーン逮捕で消し飛んだ 

 「安倍‐麻生道路」   2019年4月4日 


 「私が忖度した」。

 塚田一郎国交副大臣の問題発言で、 

にわかに疑惑が浮上することに なった

「下関‐北九州道路」。

地元では「安倍‐麻生道路」と 呼ばれる代物で、

第2の関門橋 あるいは第2の関門トンネルを 

目指す。  


 きょう野党が合同で国交省と 

総務省から事情を聴いた。 

九州出身の野党議員が予想通行量 

を尋ねると国交省は 「手元に資料がない」

として回答を避けた。 

かりにあったとしても、 

数字は安倍政権お得意のデッチ上げ 

だろう。

 「安倍‐麻生道路」は、莫大な予算を 

つぎ込む壮大な無駄遣いとなりそう 

なのだ。


 統一地方選挙たけなわ。 

政権を直撃しかねない問題から国民の 

目をそむけたい官邸は奇策に打って 

出た。 

保釈中のカルロス・ゴーン元日産CEO 

の身柄を地検特捜部に獲らせたのである。 

4度目の逮捕だ。 

追起訴はよくあるが、いったん保釈 

された被告が逮捕されるのは極めて 

異例だ。  


 ゴーン被告の主任弁護人である 

弘中惇一郎弁護士がきょう午後、 

日本外国特派員協会(FCCJ)で 

記者会見をひらいた。 

弘中弁護士は強い口調で検察のやり口 

を批判した。 


 「ゴーン被告は罪証隠滅、逃亡の恐れ 

がないとして裁判所が保釈を認めた。 

逮捕には合理性も必要性もない。文明国 

ではありえない。海外では許されること 

なのかを踏まえて報道してほしい」。 


 弘中弁護士は検察がゴーン氏の妻の 

携帯電話やパスポートを押収したこと 

も明らかにした。  


 ゴーン氏は自らのツイッターで 

「11日に記者会見を開く」と明らかに 

していた。 

マスコミは「保釈要件にインターネット 

の使用禁止がある」として、 あたかも

ゴーン氏のツイートに問題があったかの

ように報道していた。 


 だが弘中弁護士は

「インターネットの使用禁止とは理解して

いない」と明言した。 


 呆れた検察の広報を務めるのがマスコミだ。 


 あるテレビ局はゴーン氏を乗せた車両が

自宅から出るところから東京地検に入るまで

を伴走し、ライブ中継した。 

テレビ各局のキャスターは、 

ゴーン氏を載せた車両が出発すると、 

地検の逮捕容疑を読み上げた。 

各局同じ内容だ。 

大ぶりのパネルに事件を図解していた。 


 ライブ中継やパネル製作は前日から 

用意していなくてはできるものでは ない。 

明らかに地検のリークである。 


 今週末をゴーン逮捕で乗り切れば、

 「安倍‐麻生道路」なんて国民は気が付か

ないまま終わってしまうさ・・・ 

官邸の主の高笑いが聞こえるようだ。 


 【転載終了】 

 *********************** 


 タイミング的には、「安倍・麻生道路」 

疑惑を薄める目的でしょう。 


 自民党お得意の目くらましです。 

協力者はマスコミですが。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000