10連休で非正規は収入減労組、企業へ待遇改善訴え!
神戸新聞NEXT
【転載開始】
■10連休で非正規は収入減
労組、企業へ待遇改善訴え
新天皇の即位に伴い今年の
ゴールデンウイーク
(4月27日~5月6日)は
10連休となるものの、
歓迎一色ではない。
時給や日給で働く非正規労働者
にとっては収入の大幅な減少に
つながりかねず、
「改めて正規雇用との格差を
痛感する」との切実な声も。
労働組合も企業側に待遇改善
を求めている。(末永陽子)
「連休で収入が10万円近く
減ってしまう。世の中は浮かれ
ているけど、今から憂鬱(ゆううつ)
です…」
小中学生2人を育てるシングルマザー
の女性(42)は、ため息をつく。
数年前から兵庫県内のIT関連企業
で派遣職員として働く。
時給は千~1200円で、 労働時間は
1日7時間。
海外旅行の話題で盛り上がる正規社員
の同僚らを横目に、連日求人サイトで
短期のアルバイトを探しているという。
「子どもたちをどこにも連れて行けず
につらい思いをさせてしまうが、食べて
いくためには仕方がない」と表情を曇ら
せる。
日本郵政の非正社員らでつくる
「郵政産業労働者ユニオン」は3月中旬、
神戸市内の郵便局前で非正規の待遇改善
を求めた。
ストライキも実行し、現場の人手不足や
時給引き上げなどを訴えた。
参加した40代の男性が務める郵便局
は5月2日が出勤日となるため10連休
にはならないが、
「給料が大幅に減る状況に変わりはない」。
10連休は今年限りの特別法によって
決まったが、別の40代男性も
「月収の3分の1近くがなくなる仲間も
多い。月給で働く人を前提にしたような
法律は疑問だ」と訴える。
旅行サイト大手エクスペディア・ジャパン
が昨年秋、
「20~50代の社会人経験のある男女」
を対象に意識調査を実施したところ、
10連休を「うれしい」としたのは54%で、
「うれしくない」の46%と回答が分かれた。
「うれしくない」の答えは
「医師・弁護士・会計士などの専門家」や
「主婦・主夫」、「パート・アルバイト」
で目立った。
・GW10連休に「非正規は給料減る」
「サービス業は休めない」とツイッター
【転載終了】
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現役の時、GWに全く休めないという
時がありましたね。
現場の係長をしているときに、他職場
からの応援もいただき、交代で休日出勤
になり、自分も二日出勤し、それ以外の
日は責任者として連休中自宅待機でした。
世の中、連休に休めないで辛い思いを
している人はたくさんいますよね。
休みが長くなればなるほどつらいですが、
日本という国は、このようなことが多々
ありますね。
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