安倍首相の新元号私物化の内幕!

 LITERA 


 【転載開始】


 ■安倍首相の新元号私物化の内幕! 

 独断で「令和」決定、官邸幹部から 

 「首相の元号でない」と諌められ・・・ 

 2019.05.01 


 「平成」から「令和」への改元で 

浮かれた空気が流れるなか、 

新元号をめぐるとんでもない内幕が 

あきらかになった。 

昨日の朝日新聞朝刊の報道で、 

新元号「令和」は、安倍首相が 

独断専行に近いかたちで決めたこと 

がわかったのだ。 

しかも、安倍首相が当初から新元号 

を露骨に政治利用するつもりだった 

ことも明らかになった。 


 記事によると、元号案の絞り込みは 

政府要領に基づいて菅義偉官房長官の 

もとで進めていたが、今年2月末から 

は安倍首相が議論に加わったのだと 

いう。 

これだけでも異例だが、安倍首相は 

その時点で出揃っていた候補に 

ついてどれも気に入らず、再検討を 

指示。 

国文学者の中西進氏を含む複数の学者 

に新しい案を追加依頼した。 

そして、新元号決定の1週間前、中西氏 

から届いた案のひとつである「令和」 

に安倍首相が目をとめ、 

「万葉集っていうのがいいよね」と反応。 

3月28日に「令和」を本命にしたかたち 

で最終案6案を有識者懇談会に提出した 

のだという。 


 有識者懇談会の前から官邸が「令和」 

に決めており、ほかの5案がダミーで、 

会議でも官邸担当者が「令和」に誘導 

していたことは、本サイトも新元号 

発表直後の記事で指摘していた。 

元号選定に詳しい関係者を取材した 

ところ、こんな内幕を明かしてくれ 

たのだ。  


 「官邸内の空気は有識者懇談会に完全 

に伝わっていた。だいたい6案のなかに、 

『万名』と『万保』のように、同じ漢字 

一文字を使った元号案が含まれているの 

もおかしな話。万の字を好むメンバーの

賛成票を散らすことになってしまうからね。

それでも、懇談会のメンバーから 『令和』

以外の案を推す意見も実際出たんだ。

そうしたら、同席していた官邸の事務方が

『一般の人名や会社名で使わ れている』

とマイナスの要素を説明した らしい」  


 また、当の有識者懇談会メンバーからも、

結論ありきを示唆する発言が出てきていた。 

日本民間放送連盟会長の大久保好男・ 

日本テレビ社長が

「事前に候補を教えてもらったわけでも

なく、準備できなかった。感想のような

ものを述べたに とどまる」と懇談会が

事後承認の機関に過ぎなかったことを

認めたのだ。


 いずれにしても、こうした露骨な誘導 

の結果、4月1日の有識者懇談会では、 

メンバー9人中8人が「令和」を支持した 

のだ。  


 そのあとの全閣僚会議も同様だ。 

全閣僚会議の議事概要によると、 

全閣僚会議では発言した閣僚10人のうち 

令和を明確に推したのは4人だったものの 

〈安倍首相から新元号を令和としたい 

との発言があり、了承された〉という。 


 そういう意味では、安倍首相と官邸 

が主導して「令和」を推していたのは 

はっきりしていたのだが、しかし、 

まさかここまで首相個人が深く元号選定 

に関与していたとは……。 

なにしろ、安倍首相は慣例を破って 

初期段階から議論に参加し、出揃って 

いた候補をすべてボツにして、追加案 

を出させた挙句、自分が気に入った 

というだけで「令和」を押し通して 

しまったのだ。 

これでは、安倍首相による、安倍首相 

のための元号ではないか。


 ■首相談話に「令和は一億層活躍社会 

 を体現」を盛り込もうとしていた安倍 


 しかも、安倍首相の元号私物化は 

選定だけにとどまらない。 

安倍首相は「令和」発表のあと、 

平成のときにはなかった会見をおこない、

その後もテレビに出演。 

新元号を自らの政権PRに利用したと 

批判を受けていたが、じつはもっと 

露骨な政治利用を考えていた。  


  安倍首相は「令和」について、 

天皇から防人までの歌をおさめた 

万葉集が典拠であることから、 

自分の政策である「一億総活躍」を 

体現していると言い出し、

菅官房長官が新元号と同時に発表した

「首相談話」にそのことを盛り込もうと

していたというのだ。 

前掲の朝日新聞がこう書いている。


 〈新元号の決定にあたって、どんな 

メッセージを発するべきか。首相は 

「令和」で一億総活躍を体現した 

がったが、首相官邸幹部は進言した。

 「首相の元号ではなく、次の時代の 

元号。政権の政策につなげて『安倍色』 

を出し過ぎれば、政治的なリスクになり

ますよ」 

 首相が4月1日に発表した談話に、 

一億総活躍の文言は盛り込まれな 

かった。〉 


 身内の官邸幹部にまで、 

「首相の元号ではなく、次の時代の元号ですよ」

とたしなめられるとは、安倍首相がいかに

王様気分になって政治を私物化しているかが

よくわかるだろう。


 しかも、恐ろしいのは、国民を舐めきった

安倍首相がその増長と 私物化について、

いささかも反省 の色を見せず、むしろ自慢

していることだ。  


 実際、首相談話で 「令和=一億総活躍社会」

の アピールはかなわなかったものの、 

代わりに自ら会見を開き、何の 関係もない

「世界に一つだけの花」 をもちだしながら 

「一億総活躍社会をつくり上げることが

できれば、日本の未来は 明るい」となど

強調した。 

その後もテレビ番組をはしごし、 

自ら前面に立って新元号をPR した。  

 しかも、当初は選考過程が記された

公文書は原則30年にわたって非公開に

する方針を示していたにもかかわらず、

一方で、読売新聞 や産経新聞などに

選定段階から安倍首相が主導していた

という 情報をリーク、選考過程が書か

ている有識者懇談会や全閣僚会議の

議事概要も公表した。 

 この間の情報の流れ方を見ている と、

むしろ、安倍首相は国民に 

『新元号を決めたのは俺』と アピール

したがっているとしか思えない。

 今回の朝日の記事もおそらく、そういう

意図を持った首相周辺から情報が出ている

と思いますね。 

さすがに朝日ですから、そのまま PRに

乗らず、批判的な文脈も盛り込んで

いましたが」 (全国紙官邸担当記者)


 新元号を独断で決めて、政治利用し、 

それを隠そうともせず、自慢する 

安倍首相。


 「令和」決定の経緯を見ていると、 

この国はいつのまにか 「安倍サマの天皇制」

になって しまったのではないか、とさえ

思えてくる。

 (編集部) 


 【転載終了】

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 決定に不自然さがあったので、

「やっぱりな」という感じです。 


 官邸幹部から窘められるても 

俺様ですか! 


 官邸と皇室の確執ですが。 


 上皇は生前退位について熟考を 

重ね、数年前から宮内庁を通じて 

官邸に打診してきたが、安倍首相 

らがずっと棚ざらしにしてきたと 

いう経緯があるようです。 


 当時の風岡典之・宮内庁長官は、 

2015年ごろから杉田和博官房副長官 

らと水面下で交渉を続けてきた。 

だが、官邸は一向に首を縦にふらず、 

天皇周辺は焦燥感と危機感を募らせた。 

そんななか、2016年7月13日の夜、 

NHKがスクープしたのが 「天皇陛下 

生前退位のご意向」 だった。  


 官邸は激怒し、風岡長官を更迭する 

などの“報復”に出たとのことです。 


  しかし、禄でもない人間ですね。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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