電子書籍よりあえて「紙の本」での読書が増えている理由!

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■電子書籍よりあえて「紙の本」 

 での読書が増えている理由 

 公開日:2019/05/04 


 フリマアプリ「メルカリ」の登場で、

インターネット上での個人間売買は 

より盛んになった。 

昨年、後発のメルカリが王者 

「ヤフオク!」を利用者数で上回った。 

そんなメルカリは、人々の読書習慣 

まで変えつつある。 

30代の男性会社員、narumiさんも 

そんな1人だ。  

 「これまでKindleで読書していま 

したが、メルカリを使うとすぐに 

高く売れるので、今ではもっぱら紙 

の本です。おかげで読書の仕方が 

変わりました」  


 本が売れなくなり書店がどんどん 

潰れていくなか、narumiさんの場合、 

その流れに逆行している。 


 「電子書籍はすぐに読めて、大量 

の本を端末に保存できるのがメリット 

ですが、人に貸したり、あげたり、 

売買したりすることができません。 

しかも、電子書籍の値段は紙の本と 

それほど変わらないので、多少手間 

でも人にあげたり、売ったりできる 

紙の本に回帰しています」  


 その読書方法は独特だ。 

書店で読みたい新刊本があると、 

すぐに購入。 

直後にメルカリで本のバーコード 

を読み取り、出品するという。 


 「バーコードで読み取ると、本の 

タイトル、カバー、内容についての 

情報が自動入力されるので、こっち 

で打ち込まなくても済みます。しかも、 

落札されやすい価格が提示されるの 

で、基本的にはその価格で出品する 

ようにしています。出品してから 

早くて1時間、遅くても3~4時間 

で落札されますね」 


 ところが、買ってからすぐに落札 

されても、当然まだ読み終わって 

いない。 そこで、発送日を落札から

2~3日 後に設定し、その間に読み

終えるという。  


 「こうすることで積ん読せず、 

すぐに読むようになりました。 

さすがに何冊も同時に読めない 

ので、一度に出品するのは多く 

て2冊ですね」 


 ビジネス書にミステリー小説、 

エンタメ本とどんなジャンルの 

本でもすぐに買い手がつく。書店 

の新刊コーナーで平積みになって 

いるベストセラー本、ファンが 

ついている著者や芸能人の本が 

売りやすいが、そこはあまり意識 

せずに自分の好きな本を買って 

出品するのが、長続きのコツと 

のこと。最近は、こうして賢く 

読書を楽しむ人が少なくない 

ようだ。 


 ■iPhoneなどのガシェットも 

 高く売れる 


 出品する際、定価1800円 

の本なら1400円、1500円 

の本なら1000円~1200円 

で値づけすることが多いという。 

メルカリの場合、販売手数料10%、 

そこに送料が200円ほどかかる 

ので、定価1500円の本が 

1200円で売れた場合、手残り 

は880円ほど。

実質620円で読書が楽しめたこと

になる。 

古書店だと新刊でもこの価格で 

買い取ることはほぼない。 

おかげで少し気になる本でも 

躊躇せずに買うようになったという。 


 「売れた代金をメルカリから自分 

の口座に出金する際、1万円以下 

だと210円の手数料が取られる 

ので、1万円以上になるまでその 

ままにしている人が多いと思います。 

メルカリ内にデポジットされている 

お金はポンイトとして使えるので、 

本を発送するための梱包材を購入 

するのに使ったりしています」 


 発送作業も「らくらくメルカリ便」 

を利用すれば、手間が省ける。 

梱包した荷物をコンビニや全国各地 

の駅、スーパー、コンビニなどに 

設置されているPUDOという宅配 

ロッカーに持っていき、売買の際 

のバーコードを見せたり、かざす 

だけで発送作業は完了する。 


 このやり方は本のほかに、 

DVDやCD、ゲームソフトなどにも 

応用できる。 

narumiさんは本と同じような方法 

でスマホなどのガジェット類も 

メルカリに出品している。  


 「Apple WatchやiPhoneといった 

Apple製品はリセールバリュー 

(再販価格)が高いので、新しい 

製品は比較的購入しています。 気に

入ればそのまま使いますが、ちょっと

違うなと思ったらすぐに出品します」 


  そのため、きれいに使うのはもとより、

箱や説明書、付属品 なども大切に保管

している。 


 メルカリが人気の理由は、 

お金をセーブしながら消費を楽しめる

仕組みをつくった ところにありそうだ。

 (取材・文/伊藤洋次) 


 【転載終了】 

 ************************  

 私も読書が趣味なのですが、 

350冊も溜まってしまい、 

置き場所がなくなってしまったので、 

売ったところ13000円になりました。  


 売却金でまた、本を買い漁っています。 

再度100冊もたまっています。(笑い 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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