習近平に隠し玉 レアアース禁輸で日本ハイテク産業大打撃!

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■習近平に隠し玉 レアアース禁輸で 

 日本ハイテク産業大打撃 

 公開日:2019/05/19  


 米中貿易バトルがどんどん深みに 

ハマっている。 

トランプ米政権は米国企業に対して、 

中国通信機器最大手のファーウェイ 

への製品供給を禁じる制裁を発動。 

日本をはじめとする同盟国にも、 

ファーウェイ排除を呼びかけている。 

ファーウェイは、世界92社から 

年間670億ドル(約7兆円)分の 

部品を購入。 

海外からの部品調達を絶たれれば、 

生産が滞り、経営難に陥ることに 

なる。  


 トランプ大統領は中国の急所を突い 

てきたわけだが、中国には「隠し玉」 

がある。 

レアアース(希土類)だ。 

レアアースは世界的に産出量が少ない 

レアメタル(希少金属)の一種で、 

ネオジムやジスプロシウムは電気 

自動車などを動かすモーターの効率化 

に使われる。 

スマホやパソコン、省エネ家電などの 

生産に欠かせない材料で 

「ハイテク産業のビタミン」とも呼ば 

れている。


 中国はレアアースの産出量で世界8割 

を握る。 

改革開放を推し進めた鄧小平がかつて 

「中東には石油があるが、中国には 

レアアースがある」と言ったほど、 

中国の経済発展の原動力となってきた 

資源だ。 

米中貿易戦争に詳しい金融ジャーナリスト 

の小林佳樹氏が言う。 


 「米国が中国からの輸入品3000億ドル 

(約33兆円)に最大25%の制裁関税を 

課した〈第4弾〉で、レアアースは対象から 

除外されました。中国からの供給がなくなれ 

ば、困ることを、米国自ら“自白”している 

ようなものです。今回のファーウェイへの 

部品禁輸に対抗して、中国がレアアースの 

輸出停止カードを切ってくる可能性は十分 

あります」 


 尖閣諸島を巡り日中関係が緊迫した 

2010年、中国は日本へのレアアース 

輸出を制限する報復措置を取った。 

米国第一主義のトランプに中国の象徴的 

企業をボロボロにされ、メンツをつぶされた 

習近平国家主席がおとなしくしている 

だろうか。 

日本だって、対岸の火事ではいられない。  


 「これまでファーウェイに部品を供給 

してきた日本企業が米国の方針に歩調を 

合わせて、対中制裁に追従すれば、中国 

政府は日本に対して、レアアースの輸出 

制限、ないしは停止に踏み切るでしょう。 

そうなれば、レアアースを使っている日本 

のハイテク産業全体の生産に支障をきたし、

その影響は計り知れません」 

(前出の小林佳樹氏) 


 世界が固唾をのんでいる。


 【転載終了】 

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 日本の景気後退に中国のレアアースが 

絡んでくると決定的な打撃を受けること 

になりそうですね。 


 安倍政権にとっても責任重大です。 


 欧州(英独)は、ハーウェイへの制裁 

を拒否しています。 

受ける打撃の大きさを認識しているので 

しょう。 

 

 日本は、5Gの整備に乗り遅れてしまう 

かも?


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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