首脳会談で7月衆参W選の“密約”・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■トランプ爆弾発言で判明 

 首脳会談で7月衆参W選の“密約” 

 公開日:2019/05/28  


 「米国はTPP(環太平洋経済連携 

協定)に縛られない」――。 

27日行われた安倍首相、 

トランプ大統領による 

「日米共同記者会見」で、

トランプ から驚きの「爆弾発言」

が飛び出した。 


  ◇  ◇  ◇ 


 爆弾発言が出たのは共同記者会見の 

終盤。 

民放記者が安倍首相に対し、

日米貿易 協定に触れ、 

「農産品の関税について、TPP水準 

が最大限である日本の立場に変わりが 

ないか」と質問。 

安倍首相は 

「昨年9月の日米共同声明を大前提に、 

日米双方がウィンウィンに……」など 

と答えていたのだが、そこに 

「私からも付け加えたい」と割って 

入ったトランプは仏頂面のまま、

 一気にこうまくし立てた。  


 「私はTPPと関係がない。何も縛ら 

れていない。TPPは(米国の)自動車 

産業を破壊していただろう。製造業を 

破壊していただろう。他の多くの国と 

違ってアメリカは縛られていない」  


 この答えは驚きだ。 

昨年9月に日米両政府が公表した 

「日米貿易協定のための共同声明」では、 

農産品について 

〈TPPなど過去の経済連携協定で約束 

した市場アクセスの内容が最大限である 

との日本の立場を米国も尊重〉となって 

いたからだ。 

ところが、トランプは、TPP水準を 

尊重する気など、これっぽっちもない 

らしい。 


 〈日本との貿易交渉で大きな進展が 

あった。農産品と牛肉は大変な影響が 

ある。7月の選挙の後、大きな数字を 

期待している〉  


 トランプは26日もツイッターに 

こう投稿した。 

これを受け、国民民主党の玉木代表は 

〈国民に対する説明は全く避けて、その 

一方で日米間では何か裏取引をしている。 

少なくとも重要なことの決定と発表は 

参院選の後にするような、国民をだます 

ようなことはやめてもらいたい〉と 

カンカン。 

まさにその通りだが、 

「TPP水準守る気なし」というトランプ 

のホンネがバレた今、日本の農家の懸念や 

怒りが日米両政府に向かうのは確実だ。 


 仮に参院選をノラリクラリ乗り切った 

ところで、日米貿易交渉が安倍政権に 

とって今後の大きな“足かせ”になるのは 

避けられない。 

農家の怒りが日本全国に広がれば、 

トランプが意欲を示す日米貿易協定の 

「8月決着」はムリだ。  


 トランプがツイッターで 

「July elections 

(7月の選挙)」と複数形で表現した 

ことに対し、 

「衆参同日選を示唆したのではないか」 

との臆測が出ているが、農家の怒りが 

日本全国に広がる前に「衆参同日選」に 

踏み切ってしまえ――と、安倍首相、 

トランプが水面下で“密約”していても 

不思議じゃない。  


 「とにかく、安倍首相、トランプ大統領 

は選挙に勝つことしか頭にない。そのため 

には何でもやるのでしょう。衆参同日選を 

仕掛けて勝利すれば、少なくとも3年間は 

国政選挙はないわけで、農家の反発をかわ 

すことが出来るし、いざとなれば、農家に 

対して補助金を出してごまかすこともでき 

る。(同日選に踏み切る)可能性はあります」 

(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 


  国民そっちのけの密約首脳会談なんて 

聞いたことがない。 

有権者をバカにするにもホドがある。 


 【転載終了】 

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 トランプは軍産複合体を潰すために、

軍産複合体の傀儡である安倍政権を利用

するつもりなのでしょう。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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