年金ドロボーの「自助努力」指針・・・
日刊大衆
【転載開始】
■年金ドロボーの「自助努力」指針、
安倍晋三首相に「いい加減にしろ!」
国民の声 2019.06.09
年金はアテにするな――。
金融庁が5月22日にまとめた、
老後の資産形成についての初の
指針案が大炎上している。
内容は次の通りだ。
〈少子高齢化により働く世代が
中長期的に縮小していく以上、
年金の給付水準が今までと同等
のものであると期待することは
難しい。今後は、公的年金だけ
では満足な生活水準に届かない
可能性がある〉
これは、事務局説明資料
「高齢社会における資産形成・
管理」報告書(案)からの引用
だが、
「金融庁は同資料内で夫65歳
以上、妻60歳以上の夫婦のみ
の無職の世帯を例に挙げ、毎月
の不足額が平均約5万円にのぼる
と説明。老後の人生が20~
30年あるとすれば、総額は単純
計算で1300~2000 万円の
不足になるとしています」
(全国紙経済部記者)
さらに物議を醸したのが、
指針案が提示する年金不足分の
解決策である。
〈各々の状況に応じて、(中略)
「自助」の充実を行っていく必要
があるといえる〉
(前出の報告書より)
要は、年金は今後減るから、
足りない分は自分でなんとかしろ
ということ。
これに、「自助というなら年金徴収
をやめろ」「もらえないなら払わない」
と怒りの声が市民の間で噴出。
「失敗したアベノミクスの粉飾のため
に公的年金で株を買い支えてきた経緯
があります。その結果、2018年
10~12月の公的年金の運用損は、
過去最悪の14.8兆円。このまま損失
が膨らめば、年金制度の破綻は、さらに
早まるでしょう」(前出の経済部記者)
年金を取るだけ取って、 散々溶かした
ツケは国民に払わせようというわけだ。
前回の参院選前、安倍首相は自らの
フェイスブック(16年6月27日)に、
〈「株価下落により、年金積立金に
5兆円の損失が発生しており、年金額
が減る」といった、選挙目当ての
デマが流されています。しかし、
年金額が減るなどということは、あり
えません〉と書いておきながら、
180度の大転換。
これでは「嘘つき」と言われても仕方
ない。
なお、安倍総裁率いる自民党は、
野党からの臨時予算委員会の開催要求
を、3か月近く拒否し続けている。
「ゴルフしたり芸能人と食事するヒマ
はあっても、予算について話す時間は
ないようですな」(野党議員)
国の公的機関が、ついに社会保障制度
の崩壊を事実上認めた日本。
「お先真っ暗」とは、このことか……。
【転載終了】
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基本、年金を疑っていた人は、老後の蓄え
をしていましたので今更なのですが、国民に
してみれば、詐欺にあったような気がする
でしょうね。
こんなことを平気でする政府を支持する
国民がいることも事実です。
やはり、特殊事情の国ですよね。
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