「日本の5Gは遅れている」って本当なのか?
ハフポスト日本版
【転載開始】
■「日本の5Gは遅れている」って本当なのか?
ドコモが見解示す
NTTドコモの奥村氏は、9月に実施される“5G
のプレサービス”を「全国一斉で展開する」と
説明した。
「日本の5Gは遅れている」──。
そんな声をちらほら耳にします。
米国や韓国・英国などでは商用サービス
がすでに始まっており、中国でも今年
後半に開始予定。
そんななか、日本では2020年春以降の
開始と、確かに先頭集団からは外れて
いるように見えます。
本当に日本は5Gで遅れを取っている
のか。
5月31日に開催したEngadget x
TechCrunchのイベントで、NTTドコモ
の奥村幸彦氏(5Gイノベーション推進室
担当部長)がITジャーナリスト石川温氏
との対談で回答しました。
『確かに遅れているように見えますが、
少なくともオリンピックまでに開始する
という意味では、遅れ幅は決まっていま
す。何年も遅れるわけではありません。
主要国でサービスが開始されてから1年
以内には追いつきます。これをどう捉え
るかです。本格的な商用セルラーサー
ビスが開始されたのは日本が一番最初。
1G で世界初をやっていますので、あま
り世界一にこだわらなくていいかなと』
(奥村氏)
『本当に一番が良いのか、ちょっと
遅れたほうが良いのか。戦略を含めて
考える必要があります。結果論ですが、
モバイルネットワークは10年おきに
大きな進化を繰り返しています。5Gも
少なくとも寿命は10年、つまり2030年
より先まで続きます。その10年間に5G
ネットワークをどのように立ち上げる
のか。ここ数か月、1年のスタートの差
がのちのち影響するとは考えづらい』
(奥村氏)
■5Gプレサービス「全国一斉で展開」
なお、NTTドコモをはじめとする
3キャリアは、9月のラグビーワールド
カップの開催にあわせて“5Gのプレ
サービス”を実施予定。
このプレサービスについてNTTドコモ
の奥村氏は『全国一斉で展開する』と
して、何もラグビーワールドカップ会場
に限らないと説明。
プレサービスと商用サービスの違い
については『お客様からお金をいただ
くかいただかないか』としたうえで、
プレサービス中に5G対応スマホを発売
するかに関する明言は避けました。
なお、KDDIは5G端末について商用
サービスがはじまる2020年3月まで
は発売しないと高橋誠社長が明言して
います。
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個人的には、現スマホのバッテリーの
持ちが悪くなっているため、プレサービス
中に5G対応スマホを販売してほしいですね。
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