問題山積G20サミット ・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■問題山積G20サミット 

  安倍首相が“制御不能”で大波乱の予兆 

 公開日:2019/06/22  


 「議長国として、力強い 

リーダーシップを発揮して

 いきます」――。 

月末開催の大阪G20サミット 

に向け、こう意気込んでいる 

安倍首相。 

7月の参院選を前に“外交の安倍” 

を猛アピールする思惑だが、

 国際情勢はとてつもなくキナ臭く 

なっている。 

国際会議の議長国として参加国 

を“おもてなし”する安倍首相に 

とって、波乱含みの展開になり 

そうだ。  


 G20は、G7後に行われる 

のが慣例だ。 

ところが、安倍政権は参院選対策 

の見せ場として利用するため、 

8月開催予定のG7議長国の 

マクロン大統領に拝み倒し、 

G20前倒しにこぎつけた。 


 世界のリーダーと肩を並べて

 “やってる感”を演出しようとして 

いるわけだが、そうは問屋が 

卸さない。

G20は問題山積だ。 

そのひとつが、米国とイランの 

対立である。 


 トランプ米大統領はイランに 

対する軍事攻撃を一時承認して 

いたと認めている。 

イランが米国の無人偵察機を撃墜 

したことに対し、米国はイランの 

レーダーシステムやミサイル関連 

施設への限定攻撃を計画していた 

が、攻撃開始10分前に中止を 

決めたと自身のツイッターで明ら 

かにした。 

米政権内ではボルトン大統領補佐官 

(国家安全保障担当)やポンペオ 

国務長官、ハスペルCIA長官が 

攻撃に賛成していたという。 


 軍事衝突は回避されたものの、 

トランプは「イランはひどい過ちを 

犯した」と鼻息荒く、何をするか 

分かったものじゃない。  


 「そもそも、米国がイランとの 

核合意から一方的に離脱したのは、 

イランとの緊張関係をあおるため 

です。仮にイランを攻撃して戦争 

になれば、(緊密な同盟関係に 

ある)イスラエルと対立する相手 

を叩くことができるうえに、米国 

内の軍需産業が儲かります。米国 

と対立する中国やロシアがトランプ 

大統領に対抗するカードとして、 

イラン問題を利用することも考え 

られます」

 (元外務省国際情報局長の孫崎享氏)  


 世界経済の行方を占う米中貿易戦争 

もG20の大きな焦点だ。


 ■習近平訪朝で牽制  


 一方、中国の習近平国家主席は21日、

2日間の北朝鮮公式訪問 を終えて帰国。 

金正恩朝鮮労働党委員長との蜜月ぶり

をアピールしたのは、対米交渉を有利

に進めるためだとみら れている。 


 「中国は、米国との貿易戦争や、 

『逃亡犯条例』の改正に反対する 

香港の大規模デモによって、外交 

的な失点を重ねています。ただ、 

G20の直前というタイミングで 

訪朝したことで、トランプ大統領 

との首脳会談でのトピックスが 

できた。北朝鮮問題を持ちかける 

ことで、高関税措置の全面実施 

まで時間を稼ぎ、次回の会談で 

貿易戦争についてじっくり話し 

合おうと提案することができるの 

です」 

(東京財団政策研究所の柯隆主席 

研究員)  


 米中トップが全面対決すると 

いう安倍首相にとって気まずい 

展開はひとまず避けられるかも 

しれないが、冷や汗をかきっぱ 

なしの2日間になりそうだ。 

米中貿易戦争をはじめ、

 「対立ムードが基調の中、各国 

は日本のかじ取りに注目するの 

で安倍首相としてはキツイ役回り 

になる」(孫崎享氏)からだ。 


 策士策に溺れる――。 

問題山積のサミットに翻弄され、 

“外交の安倍”は、“外交もダメ”に

塗り替えられるんじゃないか。


 【転載終了】

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 要するに、前線に立たないポンぺオ、 

ボルトンなどが戦争を進言し、前線で 

犠牲者が出てしまう軍が反対したという 

ことですね。 


 イラン問題を仕掛けているのが、 

Bチームと言われています。 

1つのBはボルトン、2つはベンヤミン 

・ネタニアフのBだそうです。 

タンカー攻撃は、Bの配下であるモサド 

とCIAの合同チームだと指摘されて 

います。 


 中東でも孤立しているイスラエル、

世界で孤立しかかっているアメリカ。 


 世界地図が書き換えられるかも・・・

 

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