安倍政権 また民意無視で・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍政権 また民意無視で
秋田のイージス配備をゴリ押し
公開日:2019/07/26
民意をはねのけ、計画をゴリ押しだ。
参院秋田選挙区で、地上配備型
迎撃システム「イージス・アショア」
の配備反対を訴えた野党統一候補が
当選したことについて、
岩屋防衛相は23日、
「我が国の防衛には不可欠。できる
だけ速やかに導入を実現できるよう
信頼回復に全力を尽くしたい」との
考えを示した。
菅官房長官も
「経済、社会保障など数々のことが
争点になった」とトボけたが、
冗談じゃない。
現地を取材したジャーナリストの
横田一氏が言う。
「自民候補は一貫して防衛省の
対応批判にとどめ、イージス配備
の賛否には言及しませんでした。
ところが、13日に秋田県大館市
での街頭演説で安倍首相が自ら、
イージスの必要性をハッキリ主張
したのです」
安倍首相はデタラメ調査や職員
の居眠りなど防衛省の対応を謝罪
した上で、
「国民の安全と命を守り抜いていく
上において、イージス・アショアは
どうしても必要だ」と秋田配備への
理解を訴えていた。
秋田は全国屈指の自民王国。
3年前の参院選で自民は東北6県の
1人区で苦戦したが、秋田だけは
勝った。
第1次安倍政権下で惨敗した
2007年に敗れて以来、自民は
秋田の参院議席を死守してきた。
今回は、安倍首相が2回、
秋田出身の菅長官が3回も秋田
入り。
選挙戦最終日の20日には、
安倍首相と菅長官が揃って現地を
訪れる力の入れようだった。
それでも野党候補に大金星を献上
したのは、それだけ県民がイージス
配備をメチャクチャ嫌がっている
証拠だ。
■首相演説で“秋田配備”が争点に
「安倍首相は、演説でイージス配備
を訴えて、勝利すれば、信を得られる
と考えたのでしょう。秋田なら負ける
ことはないとタカをくくっていたの
かもしれません。ただ、首相が演説で
イージス配備に言及したことで、県民
は野党候補が勝てば配備に〈ノー〉を
示せると一気に盛り上がった。その
結果、ガチガチの自民王国で政権
ツートップが異例のテコ入れにもかか
わらず、野党が勝ったのです。これで、
配備計画に変更なしでは、何のための
選挙だったのかということになります」
(横田一氏)
今回、自民候補を応援していた秋田県
の佐竹敬久県知事は選挙前、配備計画の
白紙を国に繰り返し訴えていた。
佐竹知事は目を覚まして、配備計画を
はねつけられるか。
【転載終了】
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>今回は、安倍首相が2回、
秋田出身の菅長官が3回も
秋田入り。
選挙戦最終日の20日には、
安倍首相と菅長官が揃って
現地を訪れる力の入れよう
だった。
それでも野党候補に大金星
を献上したのは、それだけ
県民がイージス配備をメチャ
クチャ嫌がっている証拠だ。
安倍首相が嫌われ、菅氏は、
地元では信用が無くなっている
のでは?
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