早くも流れる9月組閣人事の噂・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■麻生氏は五輪担当相兼務か
早くも流れる9月組閣人事の噂
公開日:2019/08/10
「進次郎は復興相で初入閣か」――。
夏休みに入った政界の関心は、
早くも9月に予定されている
“組閣人事”一色になっている。
安倍首相は例年、夏休みに人事を
練っている。
それだけに入閣待望組は、
安倍が休暇中に誰と会うか、
どんなメッセージを発するか、
固唾をのんでいる。
■「政権3本柱」の処遇は?
人事の焦点は、麻生財務相、
菅官房長官、二階幹事長のいわゆる
「政権3本柱」の処遇だ。
麻生、菅の両氏は、組閣人事の
たびに“交代”の声が上がるが、
政権発足から6年以上、
同じポジションに就いている。
異例の長さだ。
二階氏も、2016年から3年間、
幹事長を務めている。
しかし、9月の人事では、
3人とも交代するのではないか、
という見方が流れている。
すでに、裏づけるような動きも出て
いる。
「安倍首相の側近である萩生田幹事長
代行が、大島理森衆院議長の交代をブチ
上げたのは、二階幹事長を衆院議長に
棚上げするための布石だとみられていま
す。コワモテの実力者である二階さんに
は、さすがに安倍首相も気を使わなくて
はいけない。政権の中枢から体よく追い
出したいのがホンネでしょう。でも、
二階さん本人は幹事長続投を望んでいる。
気持ち良く幹事長を退いてもらうために
は、三権の長である衆院議長として遇す
るぐらいしかない。そのためには異例の
ことですが、大島議長を任期中に降ろす
必要がある。萩生田さんは、安倍首相の
心中を忖度して“大島降ろし”に動いたの
でしょう」(自民党関係者)
もうひとつ、政界が注目したのは、
内閣官房参与だった加藤康子さんが
7月末に突然、退任したことだ。
康子さんの退任は、安倍のお気に入り
である加藤勝信総務会長を次期官房
長官に就ける準備だとも解説されて
いる。
康子さんは、勝信氏の義理の姉だ。
もし、勝信氏が官房長官に就任する
と、内閣官房参与の康子さんは部下
になってしまう。
さすがに、身内を参与にするのは差し
障りがある。
いまのうちに辞めてもらったのでは
ないか、と囁かれているのだ。
勝信氏が官房長官に就任するという
ことは、当然、菅氏は外れることに
なる。
■麻生氏は副総理兼五輪担当相か
さらに、麻生氏は財務相を辞め、
副総理兼五輪担当相に就くのでは
ないかという人事予測が流れている。
五輪担当相は、昨年夏にも流布され
た人事だ。
五輪担当相ならば国会答弁の機会が
ぐっと減るので、失言のリスクも減る。
政権の足を引っ張ってきた
“麻生リスク”を減らすことになる。
東京五輪が1年後に迫り、
五輪担当相は重要閣僚と喧伝できる
ので、盟友を傷つけずにすむメリット
がある。
麻生氏本人も五輪出場経験者だから、
それなりに理屈もつくという。
「安倍首相にとって9月人事は、3つ
の狙いがあるのではないか。1つ目は、
これまでの骨格を変えて、人心を一新
すること。2つ目は、ポスト安倍を増や
すこと。ポスト安倍レースが、岸田vs
石破となったら、天敵の石破氏が総理に
なりかねない。そこで、加藤氏や進次郎氏
を引き上げるつもりでしょう。もう1つ
は、これ以上、菅長官に力をつけさせ
ないこと。でも、二階幹事長を衆院議長
に祭り上げることだって難しい。結局、
1周回って、麻生、菅、二階の三氏は
留任という結果になるかも知れません」
(政界関係者)
この夏休み、組閣人事を巡って暗闘
が行われるのではないか。
【転載終了】
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安倍政権である限り、どんな組閣を
しようと悪政は変わらないでしょね。
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