日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう!

 ニューズウィーク 


 【転載開始】


 ■日本はもはや後進国であると認める勇気を 

 持とう 

 2019年08月27日(火) 

 ※抜粋  


 「日本はAI後進国」

 「衰退産業にしがみついている」 

「戦略は先輩が作ったものの焼き 

直しばかり」。 

ソフトバンクグループの孫正義社長 

による手厳しい発言が話題となって 

いる。

 多くの人が薄々、感じている内容では 

あるが、公の場では慎重に言葉を選ん 

できた孫氏の性格を考えると、 

一連の発言は異例であり、 

事態が深刻であることをうかがわせる。 


 実際、日本は多くの面で先進国から 

脱落しており、ここから再度、 

上位を目指すのはかなり難しい状況に 

ある。 

私たちには、日本はもはや後進国に 

なったことを認める勇気が必要かも 

しれない。


 ■数字で見ると今の日本は惨憺たる状況 


 このところ日本社会が急速に貧しく 

なっていることは、多くの人が自覚して 

いるはずだが、一連の状況はすべて数字 

に反映されている。 


 日本の労働生産性は先進各国で最下位 

(日本生産性本部)となっており、 

世界競争力ランキングは30位と1997年 

以降では最低となっている(IMD)。 

平均賃金はOECD加盟35カ国中18位で 

しかなく、相対的貧困率は38カ国中27位、 

教育に対する公的支出のGDP比は43カ国 

中40位、年金の所得代替率は50カ国中 

41位、障害者への公的支出のGDP費は 

37カ国中32位、失業に対する公的支出 

のGDP比は34カ国中31位(いずれも 

OECD)など、これでもかというくらい 

ひどい有様だ。  


 日本はかつて豊かな国だったが、 

近年は競争力の低下や人口減少によって 

経済力が低下しているというのが一般的 

なイメージかもしれない。 

だが、現実は違う。 


  先ほど、日本の労働生産性は先進各国 

で最下位であると述べたが、実はこの 

順位は50年間ほとんど変わっていない。 

日本経済がバブル化した1980年代には、 

各国との生産性の差が多少縮まったもの 

の、基本的な状況に変化はなく、ずっと 

前から日本の生産性は低いままだ。 

1人あたりのGDP(国内総生産)が 

世界2位になったこともあるが、それは 

ほんの一瞬に過ぎない。 


 日本が輸出大国であるという話も、 

過大評価されている面がある。 

  2017年における世界輸出に占める日本 

のシェアは3.8%しかなく、 

1位の中国(10.6%)、

 2位の米国(10.2%)、 

3位のドイツ(7.7%) 

と比較するとかなり小さい。 

中国は今や世界の工場なので、輸出シェア 

が大きいのは当然かもしれないが、 

実は米国も輸出大国であることが分かる。 

驚くべきなのはドイツで、GDPの大きさ 

が日本より2割小さいにもかかわらず、 

輸出の絶対量が日本の2倍以上もある。 

 

 【転載終了】

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 ここにあるランキングは、3年ほど前 

から東大の世界大学ランキングとともに、 

しばしば落ちてきていると書いてきたこと 

です。  


 この様な数字は、大手報道機関は書か 

ない事だと思いますので、ほとんどの 

国民は知らないことではないでしょうか?  


 生産性については、我々の現役当時の 

数字ですが、日本を100%すれば、 

アメリカ102%で、その他先進国は 

105~115%。 

このような効率の悪さでした。 

日本の長時間過密労働が効率を落として 

いたことが原因です。 


 長時間会社にいるのですが、仕事を 

コントロールしていたのでしょうね。 

この辺は、上司が帰らないから、部下も 

帰れないということもあったのでしう。 


LC=相棒's のじじ~放談!

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時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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