狙いは「令和の姥捨て策」・・・?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍政権が官邸主導で新司令塔 狙いは
「令和の姥捨て策」
公開日:2019/09/04
安倍政権が社会保障改革の司令塔
となる新たな会議の新設を検討して
いる、と報じられた。
3日の朝日新聞によると、新会議の
議長は安倍首相が務め、関係閣僚や
有識者がメンバーに名を連ねる予定。
事務局は内閣官房か内閣府に置く
方向で検討が進んでいるという。
社会保障制度をめぐっては、すでに
厚労省や財務省などで現状の問題点や
改善策を検討する部会が設けられ、
政府に政策提言もしている。
にもかかわらず、新たな会議がつくら
れる理由は決まっている。
これまでのようにコツコツと議論を
積み重ねるのではなく、「官邸主導」
の名のもとに一気に弱者イジメの政策
を押し通したいからだ。
真っ先に切り込むのは高齢者だろう。
財務省の財政制度分科会の資料による
と、今後の社会保障費の伸びで大部分
を占めるのが「高齢化による増加分」
だからだ。
とりわけ、2025年以降 は人口の
多い「団塊の世代」が全員、75歳
以上の後期高齢者になるため、
「議論を待っている場合じゃない」と
いうのが政権のホンネなのだろう。
新たな会議では、すでに浮上している
「75歳以上の医療費自己負担の原則
2割化」のほか、
「マイナンバー活用による金融資産の
保有状況を勘案した負担制度の導入」
「介護保険料のさらなる引き上げ」
「要介護1、2の生活援助サービスの
保険給付外し」――などの改悪案が
バンバン具現化される可能性がある。
■会議担当は進次郎氏か
安倍首相が議長を務める新会議で
骨組みを決め、国会に議案を提出。
ロクに委員会審議をしないままダラダラ
と時間だけ費やした後で強行 採決し、
本会議で強行成立させる、というお決ま
りの民主主義破壊の パターンになるのだ。
安倍首相は内閣改造で、会議担当の
閣僚ポストを置くつもりらしいが、
名前がささやかれているのが、自民党
の厚労部会長である小泉進次郎氏だ。
「安倍政権は何が何でも社会保障
制度に手を突っ込みたい。何せ、
今度は総仕上げと位置付けています
からね。新たにつくる司令塔はその
姿勢の表れでしょう。当然、国民負担
を伴うために反発が予想される。 そこ
で人気者の小泉さんを起用しよ うとい
うわけです。小泉さんは党の 『人生
100年時代戦略本部』の 事務局長
を務め、安倍首相に社会保障 改革の
提言を提出しているほか、年金不足
2000万円問題では『社会保障改革
を議論する絶好のチャンス』などと
言っていたから、適任というわけです」
(与党担当記者)
官邸主導で「令和の姥捨て策」を
推進なんて冗談ではない。
【転載終了】
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原資をどんどんすり減らしている
政権 に「これ以上余計なことをするな」
と言いたい心境ですよね。
若者は諦めではなく、政治を何とか
することを考えた方がいいですね。
我々の世代は、子や孫に如何に多くの
資産を残してやれるか考えています。
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