「接近を阻止」は警察庁指示・・・
HUNTER(ハンター)
【転載開始】
■道警・首相ヤジ排除問題に新事実
「接近を阻止」は警察庁指示
2019年9月18日
参院選期間中に北海道・札幌で
首相演説ヤジ排除問題が起きて
から約2カ月。
一般市民の表現の自由を侵害し、
各方面から法的根拠の説明など
を求められている北海道警察が
今なお「事実関係を確認中」と
している中、全国の警察組織を
統括する警察庁が選挙に際し、
道警を含む各地の警察本部に
通達していた警備方針の内容が
明らかになった。
通達には、首相など要人への
「接近を阻止」する対応の必要性
などが記されており、
道警はこれ に従って市民を排除した
可能性が 高い。
■「排除」の根拠となった2通の
警察庁局長通達
安倍首相の街頭演説中に、
「安倍辞めろ」「増税反対」など
と声を上げた一般市民を拘束・排除
した北海道警。
組織的に行われた異常な“警備”の
原因を探るため、筆者が
「第25回参議院議員選挙の警備に
ついて、北海道警察が作成または
取得した文書すべて」を開示する
よう求めていた。
これに対し、道警は9月5日付
で8種の文書計35枚を一部開示。
具体的な警備部隊の編成などを記
した箇所は
「今後の警察活動に支障が生ずる
おそれがある」との理由で大部分
が墨塗り処理されていたが、
警備方針を現場に指示する文言は
一定程度開示され、選挙期間が
始まる前の段階で警察庁から道警
へ、さらには道警から各所属、
警察署などへ宛てられた通達の内容
が確認できた。
開示された文書の中で、まず注目
したのが6月26日付で「警察庁」
から発出された2種類の通達。
管区警察局長・都道府県警察の
長・方面本部長に、刑事局長から
は選挙違反取締りに関する留意事項
が、警備局長からは警備対策に
ついての指示が示されていた。
刑事局長通達には、
「要人等に対するテロ等を未然に防止
するため、右翼等に対する対策を強化
する」とのくだりがあり、警察が当初
「右翼」の選挙妨害を想定していた
ことが窺える。
このあと、「内閣総理大臣や閣僚を
始めとする要人、候補者等の警護及び
警戒警備に万全を期すこと」と続い
ており、とりわけ首相などの警護が
至上命令とされていた状況がうか
がえる。
問題は、警備局長の通達で、
「警護対象者や候補者等に対する
違法行為の発生も懸念される」と
現場に危機感を促し、次のような
対応を指示していた。
《警護対象者等に対する接近を阻止
するための各種諸対策を徹底すること》
通達では「右翼以外」ケースも想定し、
相手が誰であろうと「要人」への
アプローチを阻止するよう命ずる指示
もあった。
警察庁が出した2つの通達を受け取った
道警は6月26日、本部長名で刑事局長通達
と同じ内容の通達を警察署など道警の関係
部署に発出。
28日には、道警警備部長が上掲の警察庁
警備局長通達をなぞる形で通達を出していた。
【転載終了】
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道警の忖度だと思っていたら、
警察上部組織からの指示だったん
ですね。
まあ、安倍政権になってから
警察は信用できなくなっています
からね~!
現場の警察官が可哀そうですね。
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