<第二話>「増税で給料は倍下がる」「法人税の穴埋めに使われるだけ」
LITERA
【転載開始】
■消費税増税強行を安倍政権の元ブレーン・
藤井聡が痛烈批判「増税で給料は倍下がる」
「法人税の穴埋めに使われるだけ」
2019.09.30
<第二話>
■藤井聡教授
「消費増税で、サラリーマンの給料は倍下がる」
藤井教授は、増税によって消費が 落ち込み、
そして 「サラリーマンの給料が下がる」と 言う。
「確実に下がりますから。2014年の
増税のときでもトータル6%下がって
いるんです、サラリーマン給与が。
たった3%(消費税率を)上げるだけで。
(消費税率を)3%上げると(給与が)
倍下がるんですね。そうすると、みな
さんの所得が減りますから、所得税収
が下がるんです。その結果、何が起こ
るかっていうと、長い目でみると、
4〜5年ぐらいでみると、『増税しいひん
ほうが税収高かったやんけ』と。そう
いうことに、いまですらなってるんです」
それでなくても前回2014年の増税で
受けた打撃から回復できず、賃金も
上がっていない。
実際、今年に入って7カ月連続で実質賃金
が前年同月比でマイナスを記録しつづけて
いる。
いまおこなうべきは増税ではなく、むしろ
減税なのだ。
「僕は、財政再建をしたいんだったら
増税はしてはいかんというのが立案の
コアだったんです。(中略)減税しな
さい、と。いま5%にしたらですね、
10%から5%にしたら、空前の消費
ブームが起きます」
「僕らは100万円金払っても90万円分
のモノしか手に入れられないけれど、
5%に税金がなったら、100万円払ったら
95万円分のお米とかパンとか服とか買え
るんです。だから、ものすごく我々豊かに
なれますし、モノの予算が5%、値段が
全部下がりますから、確実に景気は良く
なるんです」
増税ではなく減税を──。
あきらかに日本経済を冷え込ませ、
低所得者ほど生活が追い込まれるという、
暴挙と呼ぶべき増税が実行されようと
しているのに、一方、この間のメディア
の報道はどうだったか。
法人税の問題にも目をつむり、それどころか
「プレミアム付商品券やポイント還元で
どれだけお得か」といった話題に終始し、
増税を既定路線として扱ってきた。
しかし、本サイトでも報じたように、
政府は「プレミアム付商品券」制度では、
「確にゃん」なるゆるキャラを使って
広報をおこなっているのだが、そのゆる
キャラを使った広報に注ぎ込まれた血税
はなんと14億円。
同じくポイント還元制度でも約60億円
もの宣伝広告費が計上されている
(詳しくは過去記事参照→ https://lite-ra.
com/2019/09/ post-4988.html)。
こんな国民を馬鹿にした話もないが、
この「ゆるキャラ広報に血税14億円」
問題を取り上げたのは、本サイトが把握
したかぎりでは9月26日放送の『ビビット』
(TBS)のみ。
メディアは相変わらず「駆け込み需要で
お得なのは何か」だのといった話題ばかり
だ。
藤井教授は消費増税が実行される明日
10月1日から「消費税減税運動をはじめる」
と述べていたが、増税されたからといって
それを黙って受け入れる必要などない。
この国の主権者は国民だ。
減税のみならず消費税の廃止だって、
国民の意志として政府に訴え、
動かすことはいくらでもできる。
メディアは国民に諦めろと言わんばかり
に消費税批判を封じ込んでいるが、
それに流されることはないのだ。
(編集部)
【転載開始】
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日本国民は、仕方がないと受け入れて
しまいますからね~!
20年間サラリーマンの賃金が下がり
続けているのも認識がないのでは?
加えて消費増税、年金支給年齢引き上げ
及び支給額減額、老後資金2千万円不足。
若い世代ほど暮らしてにくくなっていく
ということですが、若い世代はどう考えて
いるのでしょうかね?
権力は世代間の対立を煽ろうとして
いるので引っかからないようにしないと。
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