財界と米国の圧力に屈し対韓軟化・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“カラ威張り”安倍政権・・・
財界と米国の圧力に屈し対韓軟化
公開日:2019/10/29
戦後最悪の日韓対立の火種となった
韓国最高裁の元徴用工判決から30日
で1年。
対韓輸出規制を発動し、韓国叩きで
ブイブイいわせてきた安倍政権が
態度を軟化し始めた。
文在寅大統領との首脳会談を拒んで
きた安倍首相は「即位の礼」を機に
李洛淵首相と会談。
菅官房長官は
「話し合いをという雰囲気になって
きている」と言い出した。
政権の支持基盤である財界の不満噴出、
GSOMIA(軍事情報包括保護協定)
をめぐる米国の圧力で膝を折らざるを
得なくなってきたようだ。 骨の髄まで
染み込んだポチ気質。弱い犬ほどよく
吠えるとはよく言った ものだ。
◇ ◇ ◇
菅氏が日韓関係について言及したのは、
27日に都内で開かれた「G1経営者会議」
での講演。
元徴用工判決は日韓請求権協定違反だと
の従来の主張を繰り返し、
「国際法は大原則だ。ここを崩したら
すべてが崩れてしまう」と強調しなが
らも、
「韓国もこのままではダメだと、何らか
の話し合いをという雰囲気にはなって
きているのかなと思う」と踏み込んだ。
安倍・李洛淵会談や文在寅からの親書
が影響したと解説されているが、理由は
もっと単純だ。
「不買運動などのあおりを食らう財界
から批判が上がり始めています。9月の
貿易統計で対韓輸出額の減少幅は前年
同月比15・9%減の4028億円となり、
マイナス幅は拡大の一途。経団連の中西宏明
会長は会談した李洛淵首相をあふれんばかり
の笑顔で出迎え、〈何とかしなければいけ
ないという点 では李首相も経済界もまったく
同じ考え 方だ〉と力を込めていた。官邸も
財界の意向を無視できなくなってきています」
(与党関係者)
■国務省高官が日韓まわり最後通牒
さらに、文在寅政権が報復措置として
破棄通告したGSOMIAの更新期限が
来月23日に迫り、米国が日韓両国に
露骨な圧力を掛けている。
「スティルウェル国務次官補(東
アジア・太平洋担当)がGSOMIA
延長に向けて動き回っています。26日
まで訪日し、来月1~5日はバンコク
開催のASEAN首脳会議で日韓当局者
と接触。来月5~7日に訪韓するスケ
ジュールで、日韓に協議を強く働きかけ
ている。いわば最後通牒です」
(日韓外交事情通)
文在寅政権は対韓輸出規制とGSOMIA
延長の一括解決を主張。
元徴用工訴訟への対応をまずは求める
安倍政権とは平行線をたどってきた。
国際ジャーナリストの太刀川正樹氏
は言う。
「トップ会談で融和を演出したい
韓国側はGSOMIA期限前の首脳
会談を求めていて、ASEANある
いはAPEC首脳会議(11月16、
17日=チリ・サンティアゴ)を
利用したいと要望していますが、
日本側が難色を示している。韓国側
が提案している日韓企業と韓国政府
が賠償基金をつくる〈1+1+α〉
も、韓国政府が基金を設立して日韓
企業が参加する〈α+1+1〉も
ダメだと言う。と言いつつも、
GSOMIAについては米国の
プレッシャーに屈するしかない。
もはや強気一辺倒ではいられず、
GSOMIA延長が現実的なので
はないでしょうか」
安倍首相周辺は12月に北京で開催
される日中韓サミットでの日韓首脳会談
を検討しているよう だが、これもホスト
の中国のメンツを借りて、自分たちの顔
を立てるため。空威張りそのものだ。
【転載終了】
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この政権の問題は、補佐役の官房長官
が役に立たないからです。
官邸で謀議ばかり企てていて、記者の
質問には「コメントを差し控える」と
バカの一つ覚えの発言ばかり。
マスゴミは、「戦後最強の官房長官」
などと、おべっか。
菅が強権をふるえるのは、トップが
安倍だからです。
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