安倍首相「桜を見る会」で“買収”疑惑 ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍首相「桜を見る会」で“買収”疑惑
公金私物化の元凶は
公開日:2019/11/11
安倍政権による新たな “公金私物化”問題だ。
毎年春に安倍首相が主催する 「桜を見る会」
が、安倍首相や自民党議員の支援者の“買収”
に 利用されていた疑いが浮上した のだ。
公金を使った脱法行為を許して はダメだ。
◇ ◇ ◇
火を噴くきっかけとなったのは
8日の参院予算委だ。
共産党の田村智子議員が、
予算額が約1700万円にも かかわらず、
実際の支出額が 2014年度の3000万円
から、 18年度は3倍の5200万円に
膨らんだ「桜を見る会」の招待客 について
質問した。
内閣府によると、招待客は
〈国会議員、都道府県知事、議長を はじめ、
各界において功績功労の あった方々〉と
規定されているにも かかわらず、
出席者は安倍首相や 稲田党幹事長代行、
萩生田文科相の 後援会関係者が目立つ点を
指摘した のだ。
例えば、稲田氏のHPの活動報告を見ると
〈「桜を見る会」、地元福井の後援会の皆様
も多数お越し下さり、たいへん 思い出深い会
となりました〉
(14年4月12日)と記され、 萩生田氏の
公式サイトにも
〈総理主催の「桜を見る会」が催され、今年は
平素ご面倒をかけている常任幹事会の皆様を
ご夫婦でお招きしま した〉
(14年4月18日)とあった。
■法の不備を識者指摘
「各界において功績のあった方々」 が
自民党議員の後援会関係者ばかりなのは、
なぜなのか。
安倍首相は「個人情報」を理由に答弁拒否
を続け、内閣府は出席者名簿を「廃棄した」
というから許せない。
招待客は飲食の無償提供を受ける。
仮に国会議員が同じことをすれば、有権者
の買収に当たり公職選挙法違反となる恐れ
がある。
首相動静によると、安倍首相は少なくとも
過去3年間、毎年、桜を見る会 の前日に
「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」 に
出席。
今年の前夜祭には850人が参加し、
翌朝の貸し切りバスで桜を見る会の会場まで
移動したという。
大型バスで支援者を観劇に連れていったこと
が問題視された小渕優子元経産相とソックリ
ではないか。
国民民主党の玉木代表は10日、
「税金を使った買収に見える」と批判 していた
が、極めて悪質だろう。
「今回の一件は公金の使途目的から明確に
逸脱しています。地方自治体で あれば、公金
の不適切使途について、市民は『住民監査請求』
『住民訴訟』 制度を利用し、公金の返還を求める
ことができる。しかし、国に対しては返還請求
するための法整備がなされていません。非常に
時代遅れな状況で、 法改正が必要だと考えます」
(政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏)
90年代に500万人いた自民党員は野党転落
で70万人台に減った。
桜を見る会は党員を増やすための「エサ」 に
されたとの見方もある。
いずれにしても、血税で支援者買収 なんて冗談
じゃない。
【転載終了】
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国際的な日本の地位(ランキング)がどんどん
下がっていますが、安倍政権になってからの6年間
は顕著に表れています。
それほどひどい政権なのになぜ?ですよね。
いまだに、4割の支持率は日本の七不思議となり
つつありますね。
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