迫る日銀発の金融危機。
MONEY VOICE
【転載開始】
迫る日銀発の金融危機。
メガバンクも地銀もマイナス金利政策
にやられていく 2019年11月20日
※抜粋。
■高齢化についていけない銀行
銀行経営陣の社会に対するアンテナも
鈍くなっている感があります。
メガバンクも含めて、多くの銀行が今の
高齢化社会について行けていないように
見えます。
厚生労働省によると2018年には全世帯
の52%が年金受給世帯になったと言います。
また、高齢者の5人に1人が痴ほう症になる
とも言われています。
介護が必要な人も急増しています。
某メガバンクの事例です。
体が不自由になり、車イスで介護の世話に
なっている人が長い間介護施設に入居して
いる間に、銀行の新しいキャッシュ・カード
が書留で送られてきたようです。
本人不在で受け取れないまま、カードが返送
されてしまったようです。
あるとき、世話をしている兄弟が、支払い
のためにカードで預金の引き出しを頼まれ、
ATMで降ろそうとした際、カードの有効期限
が切れていて使えないと表示されました。
そこで当該銀行の支店に電話し、新しいカード
を送ってもらうよう依頼したのですが、身内
のものでは手続きできず、本人が窓口まで来て
申請するように言われたそうです。
車イスでも乗れる介護タクシーを呼んで当該
支店まで行けたとしても、半身まひで字が書け
ないので、身内の者が代筆しても良いかと尋ね
ると、それもダメと言います。
本人の代わりに取引するには、家庭裁判所に
申請して、成年後見人の申請をしろと言います。
それをしないと、口座に年金が振り込まれ、
そこから支払いをしたくても、体が不自由で
引き出せないと、「黒字個人破産」を余儀なく
されます。
これからますます高齢化が進み、要介護や
動けない老人が多くなります。
そういうハンデを負った人々、高齢者にかわって
世話をする人に、銀行取引面でも サポートできる
ような、支援制度が必要になり ます。
今の銀行はあまりに杓子定規で考え、現実と
遊離した原理原則に縛られているように思えます。
■危機対応できるか
黒田日銀総裁の認識とは裏腹に、銀行の利益
の蓄積は縮小し、反面リスクの大きい資産を増や
しているので、従来よりも嵐に対する抵抗力が
落ちています。
10年前の危機では持ちこたえても、今同じ
ような危機が再来すると、乗り切れない金融
機関が少なからず出てきます。
■金融市場に迫る危機
そんな状況で、金融市場の安定を守るべき 日銀が、
一段のマイナス金利で自ら市場の 動揺をもたらそう
としています。
それだけ今日の金融市場では目に見えない
危機のマグマが蓄積され、それをマネージ する
人材が銀行には少なくなっている分、 市場がより
脆弱になっています。
日銀にはこうした現実を踏まえ、無謀な マイナス
金利策を回避するだけの慎重さが求められます。
【転載終了】
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マイナス金利で更に「口座維持手数料」
が実施されたら、タンス預金にいっちゃい
ますな~!
少なくとも減りはしないから。
安倍政権を長期に渡り支持してきた
国民の自己責任ですよね。
海外からも「アベノミクス」の失敗を
指摘されているのに。
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