ダンマリのニューオータニに浮上桜前夜祭「裏帳簿」疑惑!

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■ダンマリのニューオータニに浮上 

 桜前夜祭「裏帳簿」疑惑 

 公開日:2019/11/25 


 安倍首相主催の「桜を見る会」問題で、 

公選法違反や政治資金規正法違反の疑い 

が日増しに深まっているのが、前日夜に 

都内のホテルニューオータニ「鶴の間」 

で開かれた「安倍晋三後援会」主催の 

夕食会だ。 


 夕食会は立食パーティーで行われ、 

会費は1人5000円。 

同ホテルのHPによると、通常は1人 

当たり最低1万1000円から。 

仮に差額分を後援会が補填していれば、 

公選法が禁じる有権者への寄付に該当 

するし、ホテル側が料金を割り引いた 

のであれば、その分は献金扱いとなり、 

政治資金団体以外への企業献金を禁じ 

た政治資金規正法に抵触する。 


 これまでの安倍首相の説明によると、

パーティーの明細書は作らず、ホテル 

が会費を設定し、領収書はホテルが 

発行した、という。 

しかし、そうすると、ホテル側は当日 

の参加人数が分からないのに価格と 

料理内容を決め、かつ、事前に大量の 

白紙領収書を後援会に渡していたこと 

になる。 

とてもじゃないが、政府要人も利用 

する国際ホテルの会計処理とは思え 

ないし、税務署に粉飾決算を疑われ 

かねないだろう。  


 不可解なのは、ホテル側がこうした 

疑惑に真正面から答えていないことだ。 

安倍首相の説明がウソであれば、会見 

を開くなどして「そういう処理は一切 

していない」「営業妨害だ」とキッパリ 

否定すればいいのだが、日刊ゲンダイ 

の取材にも全く応じる様子がない。 

そこで思い出されるのが、2001年 

に発覚した外務省の裏金(プール金) 

事件だ 


 ■2001年「外務省裏金事件」でも舞台  


 コトの発端は、外務省の室長が億単位 

の機密費を詐取していた事実が判明した 

ことだ。 警視庁の関連捜査は95年の

APEC (アジア太平洋経済協力会議)

大阪会議 にも及び、同省課長補佐(当時)

らが 会議費用を水増しし、だまし取って

いた公金詐取事件に拡大したのだが、その 

手口は、ホテル代を水増しして差額を 

ホテルに裏金としてプールし、私的流用 

していたことだった。 

事件の舞台となった主要ホテルが 

「ホテルニューオータニ」だ。 


 警察捜査や外務省の報告書などによると、 

ホテルは水増し分のプール金を「預り金」 

や「前受金」などの項目に計上して会計 

処理し、社内外で発覚しないよう裏帳簿 

で管理。 

当時の毎日新聞の記事では、ニューオータニ 

の宿泊営業部担当が「少し余ったら(預り 

金として)次の会議に回す。赤字が出たら、 

それで補填する。会計システムがそうなって 

いる以上、預り金は仕方ない」などと答え 

る場面が出てくるのだが、今回の問題でも、

 安倍首相の説明通りなら、同様の疑いが 

浮上してくる。 


  元検事の落合洋司弁護士はこう言う。


 「前夜祭のお金の流れがいまだに明らか 

になっておらず、可能性で言うならば、 

(プール金から)補填していた疑いはある 

でしょう。あるいは、他の宴会による帳尻 

合わせかもしれない。政府主催の催しであ 

れば、値切りもありませんからね。いずれ 

にしても、ホテル側がきちんと説明しない 

のは何らかの隠しておきたい事柄がある 

からと考えざるを得ない。政権とニュー 

オータニの特殊な関係性は明らかでしょう」


 悪徳政治家の「定宿」なんて 

「ニューオータニ」の看板が泣くゾ。


 【転載終了】

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 根底にあるのは、首相補佐官の 

今井尚哉氏と叔父の今井敬氏の 

関係でしょうかね? 


 今井敬氏が深く介在していたと 

なれば、オータニ役員辞任はもと 

より、経団連名誉会長の任も辞す 

ることになるでしょう。 


  安倍晋三に関わると、皆さん晩節 

を汚す結果になりますね。 


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