「桜を見る会」疑惑で安倍首相を刑事告発 検察は動くのか?

 経済ニュース深読み 


 【転載開始】


 ■「桜を見る会」疑惑で安倍首相を 

 刑事告発 検察は動くのか 

 公開日:2019/11/26 


 「告発は、かなり黒に近いグレーな 

疑惑に対して行いました。検察として 

も受理して捜査せざるを得ないでしょう」 


  こう語るのは、11月20日、 

安倍晋三首相を被告発人として刑事告発 

を行った「税金私物化を許さない市民 

の会」の代理人・山下幸夫弁護士である。  


 「桜を見る会」疑惑が、憲政史上最長 

の通算在職日数となった安倍氏を日々、 

追い詰めている。 

これまでも森友学園、加計学園と、 

疑惑の表面化で内閣が窮地に立つ局面は 

あったものの、当事者は安倍氏を忖度 

した「官僚」であって、安倍氏は疑惑 

の主体ではない。

だが、今回は安倍氏と安倍晋三後援会が

公職選挙法と政治 資金規正法違反に問わ

れている。 


 告発状はシンプルだ。 

まず、自らの推薦枠を利用、約850人 

の後援会関係者を、桜を見る会に招き 

無料で飲食を提供、公職選挙法第221条 

に触れるというもの。 

もうひとつは会の前日、ホテルニュー オータニ

で開催された前夜祭において、 参加者1人

当たり5000円を徴収しながら政治資金

として報告せず、政治資金 規正法第12条

などに抵触するというもの。 


 告発を端緒として捜査が始まれば疑惑 

は際限なく膨らむ。 

「見積書や明細書がない」という信じ難い 

“言い訳”は強制捜査の前では通らず、 1人

5000円というダンピング価格は、 

不足分を安倍晋三後援会が負担していれば

公選法違反、ホテル側が格安サービス して

いれば、その差額は企業献金とみなされて

政治資金規正法違反だ。 


 また、ホテルニューオータニが、事業認可

に絡んで格安サービスを行い、見返りを期待

していれば、贈収賄を疑うこともできる。 

現在、ホテル側が安倍事務所に呼び 出され

「口裏合わせ」を行っているという報道も

あるが、捜査が始まれば “事実”を述べざる

を得ず、それは首相を窮地に陥れる。 


 検察には、そんな先行きが見えている。 

しかし、告発が今後も続くのは確実で、 

どこかで「受理して捜査」の流れになる。 

すると首相に捜査の手を伸ばさざるを得ず、

それは避けたい選択だ。


 「検察は今、政権と良好な関係。大阪

地検が証拠改ざん事件を起こし窮地に立った

が、政権を動かして 導入した司法取引で

カルロス・ゴーン 事件を手がけ、息を吹き

返した。 次期検事総長人事は、稲田伸夫検事 

総長から林真琴名古屋高検検事長につなげ

たいが、捜査着手となれば検察人事に横やり

を入れられる可能性 がある」(検察関係者)


 検察が“暴走”すれば官邸が、菅義偉官房長官

らの信任の厚い黒川弘務東京高検検事長を検事

総長 に持ってこようと工作するかもしれない。  


 告発を受けて順当に捜査するも 地獄、なにも

やらずに放置して 国民的反発を食らうのも地獄。 

検察は今、つらい選択を迫られて いる。 


 【転載終了】

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 いまさらの様な気がしますが。 


 もう、国民は検察も警察も信用 

していないのでは?

 

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