ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託・・・

 二極化・格差社会の真相 


 【転載開始】


 ■ジャパンライフと政界、マスコミ、

 警察の結託・・・腐った構造 

 公開日:2019/12/11 


 国会が終わった。 

「桜を見る会」の問題も幕引きだと 

訳知り顔の講釈が幅を利かせる中で、 

それなりにまっとうなメディアは、 

マルチ商法「ジャパンライフ」の 

山口隆祥元会長(77)が招待され 

ていた問題に焦点を当てた報道を 

試みている。


  同社はたとえば2016年11月、 

パラリンピック選手の雇用に積極的 

な“優良企業”として、

スポーツ庁の ヒアリングに招かれていた

という。 

マルチに政府が“お墨付き”を与えた格好

だった。 

もちろん実態は悪質だから、翌17年 

には消費者庁が4度にわたる業務停止 

命令を出すことにもなるのだが、 

これとて当局は早くから被害の状況を 

承知していながら、あえて対応を遅ら 

せていた可能性が高いのだとか。  


 政治家では安倍氏のほか、加藤勝信 

厚労相や下村博文元文科相との関係が 

深い。 

いかにもアベ政権らしい腐臭で息が 

詰まりそうだ。  


 山口の悪徳商法界デビューは、遠く 

1970年代のこと。 

米国から上陸してきた「APOジャパン」 

「ホリディマジック」などとともに、 

彼の創設した日本発のマルチ 

「ジェッカーチェーン」が社会問題化。 

詐欺罪で告訴もされたが、同時期に設立 

した「ジャパンライフ」に足場を移して 

“マルチの帝王”なる異名をほしいままに 

していく。 


 私は「プレジデント」の編集者だった 

1985~86年ごろ、彼らの世界に 

関心を抱いた。 

詐欺師が政治と結託するのは世の常に 

せよ、山口氏と自民党のつながりは当時 

から他を圧していたことを、今も鮮明に 

覚えている。


  福田赳夫、中曽根康弘、石原慎太郎、 

平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、 

中尾栄一、亀井静香、山口敏夫・・・。 

マルチのアガリを食った政治屋どもの 

名前だ。 

社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾 

とも近かった。  


 一方では、京都府警本部長などを 

歴任した相川孝を社長に招聘。 

警察を自家薬籠中のものとして、 

元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認 

で参院選に出馬した際にも、組織を 

挙げた応援で恩を売った。  


 マスコミでは、テレビ朝日の 

三浦甲子二専務(故人、元朝日新聞政治部)

との関係が有名だった。 

最近、やはり元朝日政治部の橘優が顧問に

就任していた事実も明らかに なったが、

こういう背景も、追及が 甘くなる原因な

のか。  


 腐り切った構造は世代を超えて受け 

継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物 

そのものになり果てた。 

カネのためなら誰も彼もが魂までも 

売り飛ばす。日本は汚物である。 


 【転載終了】 

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 善人が政治家になって悪党になるのか、 

善人は政治家にはなれないのか? 


 いずれにしろ、政治家に善はなし。 

でしょうかね~? 


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