年賀状も忘年会もわずらわしいだけ?

 Business Journal 


 【転載開始】


 ■年賀状も忘年会もわずらわしいだけ? 

 「スルー」の議論が盛り上がる 

 2019.12.23  


 年末年始の恒例行事である「年賀状」 

と「忘年会」。 

それを“スルー”するという動きが話題 

になっている。

 “スルー”、つまり年賀状を送らない、 

忘年会に出席しないということだ。  


 Twitter上で「#年賀状スルー」 

「#忘年会スルー」というワードが 

盛り上がり、テレビのワイドショーも 

“スルー現象”を特集している。


 ■年賀状をスルーする人は58%  


 「年賀状をスルーした人たちの本音」 

を特集したのは、今月23日の 

『羽鳥慎一モーニングショー』 

(テレビ朝日系)だ。


  番組の調査によると、年賀状を出さ 

ない人は58%、出す人は42%であり、 

出さない人の方が多くなっていると いう。 

個人だけでなく、会社や部署全体で 

年賀状を廃止する動きもあるようだ。 


 年賀状を出さない人の言い分は主に 

3つで、「1枚63円は高い」 

「住所やフルネームを知らない」 

「住所を書いたり一言添えるのが面倒」 

とのことだ。 


 番組出演者も、年賀状を出している人、 

出していない人に分かれた。 

コメンテーターで弁護士の山口真由氏は、 

平成に入ってから一度も年賀状を出して 

おらず、玉川徹氏も昨年から送ってくれ 

た人にだけ返すというスタイルにして 

いるという。 


 一方、斎藤ちはるアナウンサーは今まで 

年賀状を出していなかったが、 

社会人1年目の今年から出すという。 


 また、石原良純氏は毎年欠かさず年賀状 

を送っている。 

デザインにも強いこだわりを持っており、 

「石原良純年賀状問題」として 

『月曜から夜更かし』(日本テレビ系)が 

取り上げたこともあった。  


 石原氏は年賀状を出し続ける理由として、 

人との縁を切らないためだと説明している。 

ただ、「年賀状を出さないことは無礼」と 

は思っていないそうだ。


 ■忘年会スルーの一因は「お金がない」 


 一方、「忘年会スルー」を大々的に特集 

したのは今月18日の『バイキング』 

(フジテレビ系)。

 番組の調査によると、20代の社会人の8割 

近くが「忘年会に参加したくない」と感じ 

ているという。  


 忘年会をスルーしたい理由としては、 

こちらも主に3つで「お金がない」 

「時間がもったいない」 

「上司との人間関係が面倒くさい」という 

ものであった。  


 中でも「お金」がこの問題のネックに 

なっているという。 

Wezzyで労働問題について連載している 

ジャーナリストの松沢直樹氏がコメンテ 

ーターとして出演・解説したところに 

よると、ひと昔前の忘年会は上司や企業 

が費用を負担していたが、現在は7割程度 

の企業において社員の自己負担になって 

いるという。 


 忘年会スルー肯定派には 

「上司に気を使うのが面倒」という意見 

も多かったが、松尾貴史氏は、部下に 

そう思われないように、上司も気を付け 

るべきだと提唱する。 

松尾氏が若い人を飲みに誘う際は、 

お酌はしない、食べ物は自分で取るなど、 

自分の好きな時に好きなものを飲み食い 

するというルールを設けているそうだ。 


 一方、上司の立場から率直な意見を 

述べたのは松嶋尚美だ。 

「スルーしたい奴は来なくていい」と 

しつつ、MCの坂上忍から 

<参加した人とスルーした人がいたら、 

参加した人を贔屓する?>と聞かれると、 

<もちろん!>と返答した。 

それも自然な感情ではある。 


 賛否両論が巻き起こる、年賀状と 

忘年会のスルー。 

どちらが正しくて、どちらが悪いと 

いうことではない。 

大切なのは強制されないこと、断った 

としても不利益を被らないことだろう。 

突き詰めれば、個人の選択を互いに 

尊重し合えるかどうかだ。 

 (文=WEZZY編集部) 


 【転載終了】

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 自分が現役の時には、会社の忘年会 

の後に、仕事納めの日に気の合う仲間 

と忘年会をやっていましたね。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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