報復合戦エスカレートを識者懸念・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■米軍がイランの英雄殺害・・・ 

 報復合戦エスカレートを識者懸念 

 公開日:2020/01/04  


 年明け早々、アメリカがイランの 

英雄を殺害し、中東は再び混乱に 

拍車が掛かりはじめている。 


 アメリカ国防総省は2日夜、 

トランプ大統領の指示に従い、 

イラン革命防衛隊コッズ部隊の 

ソレイマニ司令官を殺害したと 

発表した。 

ロイター通信によると、イラクの 

首都バグダッドを空爆し、殺害した 

という。  


 中東に緊張が走っているのは、 

殺害されたソレイマニ司令官が、 

イランでは国民的英雄のひとり 

だからだ。 

米誌タイムは2017年 

「世界で最も影響力のある100人」 

の指導者部門でソレイマニ司令官を 

選出。


 「中東のイスラム教シーア派にとっては、

 ジェームズ・ボンドと、レディー・ガガ 

と、(ドイツの名将)エルヴィン・ロン 

メルを合わせてひとつにした人物」と 

評していた。 

最高指導者ハメネイ師の信頼も厚く、 

ハメネイ師は殺害直後 

「アメリカへの厳しい報復」を宣言。 

イラン全土が3日間の喪に服すと発表 

した。 


 この先、イランが報復に出てくるのは 

間違いない。 


 報復覚悟でトランプ大統領が英雄の 

殺害を命じたのは、昨年12月31日、 

イラクにあるアメリカ大使館がイラク 

の民兵組織に襲撃されたからだ。 

襲撃された直後、トランプ大統領は 

「イランは大きな代償を払うことになる」 

と宣告している。

 襲撃した実行犯はイラクの民兵組織なのに、 

イランを名指ししたのは、イランが裏で 

糸を引いていると確証を持っているからだ。 

実際、襲撃犯はソレイマニ司令官への忠誠 

を叫んでいたという。 


 このままアメリカとイランの対立は 

本格化するのか。 

国際ジャーナリストの堀田佳男氏はこう 

言う。  


 「トランプ大統領の本音が、一刻も早く 

米軍を中東から撤退させることなのは間違 

いないでしょう。もし、中東が戦地となり、 

アメリカが紛争の当事者となったら大統領 

の再選に黄色信号がともるからです。かと 

いって、イランに対して弱腰だと見られる

のも大統領選にはマイナス。今回、ソレイ 

マニ司令官の殺害を命じたのは、アメリカ 

大使館が襲撃されたことも大きい。12年、 

オバマ政権の時、リビア・ベンガジのアメ 

リカ領事館が襲撃されたことを、トランプ 

大統領は強く非難してきましたからね。

強硬に出ざるを得なかったのでしょう。 

しかし、英雄を殺害されたイランも引け 

ないはず。報復合戦がエスカレートする 

恐れがあります」  


 日本は自衛隊を中東に派遣して大丈夫 

なのか。 


 【転載終了】 

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 口実は米大使館がイラクの民兵 

組織に襲撃され背後で操っている 

のがイランたからだそうですが、 

どう見ても今回の攻撃は米国の 

言いがかりですよね。 


 米国国民もテロへの不安が大き 

いようです。 


 何が起こっても不思議ではない 

ですよね。 

日本は、たとえイランが友好国で 

あっても、シーア派が相手だと 

いうことを忘れてはいけません ね。  


 もしかしたら、安倍首相がゴルフ 

でのんびりいているのは、事前に 

知っていたからですか? 

それで、海自を調査名目で派遣して 

いるのでしょうか? 


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