軍事力の行使に否定的な発言が出てきた米政府!

 桜井ジャーナル 


 【転載開始】


 ■イランの報復を受け、軍事力の行使に 

 否定的な発言が出てきた米政府 

  2020.01.10 


 イランとサウジアラビアとの間で進め 

られていた関係修復のやりとりで 

メッセンジャー役だったイスラム革命 

防衛隊のガーセム・ソレイマーニーを 

アメリカ軍がイラクのバグダッド空港 

で暗殺した。 

戦争行為以外の何ものでもないが、 

本ブログでもすでに指摘したように、 

アメリカが本格的な戦争を始めること 

は困難である。  


 イランと本格的な戦争を始めるため 

には100万人規模の軍隊が必要だと 

されているが、イラクでの経験から考え、 

​イランを占領するためには約240万人を 

導入しなければならないという分析​も 

ある。 


 予備役を投入してもアメリカ軍にそれ 

だけの戦力はなく、どうしてもイランを 

破壊したいなら相当数の核兵器を使うしか

ない。 

イランとの戦争にはNATO加盟国も二の足 

を踏むだろう。  


 通常兵器での戦争ならロシアや中国は 

表立って動かないとみられているが、 

核戦争なら話は別だ。 

つまり全面核戦争に発展する恐れがある。 


 通常兵器でロシアや中国が表立って 

戦争に介入しないだろうと見られている

 一因は、アメリカ軍がイラン軍に勝て 

ないと推測されているからだ。 

しかも、現在の情況を考えるとイラクも 

アメリカとの戦争に加わる可能性がある。  


 ソレイマーニー暗殺の喪が明けた直後、 

1月8日早朝にイラン軍はアメリカ軍が 

駐留しているアイン・アル・アサドや 

エル・ビルの基地をミサイルで攻撃した。 


 イラン側によると、その攻撃で約80名 

のアメリカ軍関係者が死亡、200名近く 

が負傷したという。 

アメリカ側の反応が鈍いことから相当数 

の犠牲者が出ているだろうと考える人は 

少なくない。 

その後、アメリカ政府が軍事力の行使に 

否定的な発言をするようになったことも、 

そうした推測を補強している。 


 アングロ・サクソンは軍事的に圧倒的 

な強さを持つという前提で支配システム 

が成り立っている日本。 

この国の支配階級にとって都合の悪い事実

が明らかになりつつある。 


 【転載終了】 

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 両極端な推測がありますが、実際の 

状況はまだわからないのが現状でしょ 

うか? 


 ただ、戦争が拡大されないのは事実 

のようですね。  


 ロシアと中国がなにもコメントしない 

のも、落としどころを分かっているから 

でしょうかね? 


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