752便を撃墜は近くを飛行していた米軍機と誤認の可能性?
桜井ジャーナル
【転載開始】
■752便を撃墜したイランの防空担当者
は近くを飛行していた米軍機と誤認の
可能性 2020.01.13
ウクライナ国際航空752便の撃墜で
アメリカ軍の責任がロシアで指摘され
ている。
テヘランのイマム・ホメイニ空港を
離陸して数分後、イランのイスラム
革命防衛隊が誤って撃ち落としたのだ。
その当時、アメリカ軍の軍用機が
数機、近くを飛行
(イランのレーダー に誤表示された
可能性もある)し、
混乱した防空の担当者が旅客機を
誤って撃ち落とした可能性があると
いう分析がある。
ウクライナ機に対してもサイバー攻撃
が仕掛けられ、空港へ戻ろうとした
ことも考えられるが、航空機の内部で
爆発があった可能性も指摘されている。
理由はともかく、アメリカ軍機が飛行
する中、ウクライナ機は空港へ引き返そ
うとし、イラン側はアメリカ軍機が
テヘランに向かっていると誤認、
ミサイルを発射したという見方だ。
この辺は今後、詳しく調査する必要がある。
そこで指摘されているのが2018年9月17日
にシリア沖でロシア軍の電子情報支援機IL20
をシリア軍が誤って撃墜したケース。
撃墜の直前にイスラエル軍のF16がシリア沖
に飛来してシリアへの攻撃を開始、
そこでIL20は基地へ戻ろうとしていたのだが、
イスラエル軍機のうち1機がロシア軍機を盾に
するよう に飛行していた。
当初、ロシア国防省は撃墜のタイミングで
フランス海軍のフリゲート艦オーベルニュが
ミサイル を発射していると発表していた。
ロシア側はイスラエルが意図的にIL20と
イスラエルの戦闘機を誤認させたとして
イスラエルを非難している。
ウクライナ機が撃墜される情況を作り
出したのは、
アメリカ軍による ガーセム・ソレイマーニー
とPMU (人民動員軍)の
アブ・マフディ・ ムハンディ副司令官の
暗殺である。
ソレイマーニーは革命防衛隊で特殊部隊
を指揮してきた軍人で、イランと
サウジアラビアとの間で進められていた
関係修復のやりとりでメッセンジャー役
でもあった。
昨年の10月上旬にサウジアラビアは
イランと緊張緩和について話し合うこと
をイラクのアディル・アブドゥル-マフディ
首相に約束しているが、 そのサウジアラビア
からの申し出に対する回答をソレイマーニー
は持ってイラク を訪問したとイラク首相は
語っている。
当然、アメリカはそうした事実を知って
いただろう。
ノウリ・アル・マリキ政権時代から
イラクでは反米感情が高まっている。
ソレマーニー暗殺の2日後、
1月5日にはイラク国内に駐留している外国
の軍隊は国外へ出るように求める決議が
イラク議会で採択されている。
アメリカ軍やその同盟国の軍隊は出て
行けということだ。
そして暗殺の喪が明けた直後の1月8日
早朝、イラン軍はアメリカ軍が駐留して
いるアイン・アル・アサドやエル・ビル
の基地をミサイルで攻撃、イラン側に
よると、約80名のアメリカ 軍関係者が死亡、
200名近くが負傷したという。
アメリカ側の反応が鈍いことから相当数
の犠牲者が出ているだろうと考える人は
少なくない。
この推測が正しいなら、アメリカの
防空システムは機能しなかったことに
なる。
1月7日にはロシアのウラジミル・
プーチン大統領がシリアを突如訪問し、
バシャール・アル・アサド大統領と会談
した。
「年始の挨拶」ではないだろう。
イランのさらなる報復攻撃にブレーキ
をかけ、本格的な戦争へ突入することを
避ける一方、経済的な「制裁」を正当化
する口実として752便の撃墜はアメリカ
政府にとって好都合だと言えるだろう。
イランと本格的な戦争を始めるためには
100万人規模の軍隊が必要だと考えられて
いる。
イランを占領するためには約240万人を
導入しなければならないという分析も
ある。
つまり、全アメリカ軍を投入しても
イランとの戦争はできないということだ。
そうしたこともあり、アメリカは
「経済制裁」で各国を攻撃してきた。
それが有効な最大の理由はドルが基軸通貨
であり、そのドルを発行する権利をアメリカ
が握っているということに ある。
イラク議会はアメリカ軍に領内から出て
いくように求めているが、
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の
匿名情報源によると、アメリカ軍を追い
出そうとすればイラクは銀行口座に
アクセスできなくなると警告したという。
イランのイスラム革命の後にも同じよう
なことを行った。
そうした金融システムが信頼できないことは
言うまでもない。
【転載終了】
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情報が錯綜していて、実情がよく
分かりませんね。
ただ、イランがウクライナ機を誤爆
したことは事実のようですが。
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