安倍首相がドヤ顔で「戦後最長の景気拡大」のトンチンカン!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍首相がドヤ顔で「戦後最長の景気拡大」
のトンチンカン 公開日:2020/01/14
この国の景気は確実に悪化している。
内閣府が10日に発表した昨年11月の
景気動向指数(CI、2015年=100)
の速報値は、一致指数が前月比0・2ポイント
下落の95・1に低迷。
一致指数の推移から機械的に決める基調判断
は、4カ月連続で景気後退の可能性が高い
ことを示す「悪化」となった。
総務省が10日に発表した昨年11月
の家計調査でも、2人以上世帯の消費支出
は実質で前年同月比2・0%減。
1世帯あたり27万8765円だった。
減少は2カ月連続で、消費増税が個人消費
を冷え込ませたのは明らかだ。
基調判断の4カ月連続「悪化」は
12年10月~13年1月以来。
増税は大失敗したのに、安倍首相は往生際
が悪い。
12日放送のNHK「日曜討論」でこう
胸を張っていた。
「安倍政権が発足して以降、経済の緩や
かな回復が続いています。戦後最長とも
言われる経済の回復をしっかりと維持して
いくことが求められているんだろうと思い
ます」
中東外遊中の安倍首相は生出演ではなく、
10日午後収録分のオンエアだったが、
収録はCIや家計調査の発表後。
それなのに、指標悪化や消費増税の悪影響
には一切触れず、
「米中貿易摩擦の問題、中国経済の先行き、
ブレグジットの成り行き、中東情勢。海外
のリスクをあらかじめ織り込んで、リスク
に対応するため継ぎ目ない政策を実行する
ための対策を26兆円のパッケージに込め
ている」と経済政策を大喧伝だ。
■アベノミクスの半数期間が後退期
経済評論家の斎藤満氏は言う。
「CIの先行指数と一致指数のグラフを
見れば一目瞭然です。首相の言う通り、
景気が『緩やかに回復』していればグラフ
は上向きになるところが、17年末をピーク
につるべ落とし。見て見ぬふりを して『景気
拡大』と言い張っているのです。この半年で
言えば、昨年8月ごろに景気後退入りして
いた可能性が高いのに消費増税を強行した
のも大問題です。14年 4月の消費増税以降、
2年ほど消費は落ち 込んだ。今回の消費増税
によって加速度的 に景気が悪化するリスク
がありGDPの 大幅マイナスの懸念もある。
第2次政権以降の7年間のうち、半分超が景気
が悪いのが実態なのです」
アベノミクスが日本経済を悪化させたのは
疑いようのない事実なのだ。
【転載終了】
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株をやっている人は分かっている
でしょうが、政権がずっと好景気を
装ってきたので、一般の方たちは
気付かないのでは?
安倍首相は全く経済政策を変えよう
としないので、悪化し続ける のは火を
見るより明らかですね。
結局、ご自分の名前を付けてしまった
ので、認めることが 出来ないのでしょう。
予想通りですが。
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