国民民主「決められない政治」で・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■国民民主「決められない政治」で 

 安倍自民アシストの罪深さ 

 公開日:2020/01/21  


 立憲民主党との合流構想で、国民 

民主党の迷走が止まらない。 

通常国会がスタートした20日までに 

合流話がまとまっているはずだったのに、 

野党が一丸となって政権を追い込む 

どころか、いきなり党分裂の危機だ。 


 20日夕に開かれた国民民主の 

両院議員総会は、合流構想をめぐって 

大紛糾。 

合流推進派が早期の基本合意を行う 

決議案を提出したが、過半数の賛同 

を得られず採決に至らなかった。 

4時間以上にわたって「合流すべき」 

「急ぐ必要はない」の議論が続き、 

結局、「合流協議は継続する」という 

玉虫色の決着だ。 

民主党政権時代の「決められない政治」 

を再演してどうするのか。 


  「合流話をまとめられなかった玉木 

代表の解任動議を出して、原口一博 

国対委員長を新代表に据える“クーデ 

ター計画”も取り沙汰されていた。それ 

は回避されましたが、党分裂含みなの 

は変わりません。選挙戦で立憲との 

しこりが残る参院は合流慎重論が根強 

く、代表側近の古川元久代表代行や 

岸本周平選対委員長を中心に、保守を 

気取る面々も立憲に吸収されるような 

形の合併には否定的です。党内保守派 

と合流派の分断は簡単には埋められ 

ないでしょう」 

(国民民主関係者)


 ■“第2維新”に成り下がるのか 

 

 立憲側は 

「いつまでもいたずらに時間をかける 

のは適切ではない」 

として、これ以上の合流協議には応じ 

ない方針。 

次期衆院選での生き残りを考えて国民 

を離党し、個別に立憲入りを模索する 

衆院議員が出てくるだろう。 

残った保守系で、自民に協力的な

 “第2維新”になり下がる可能性もある。 

小さな野党がさらに分裂し、割れる 

ようでは、どうしようもない。 


 「安倍政権打倒で野党がまとまろうと 

している時に、国民民主には自民党を 

支えるような行動を取る人たちがいる。 

有権者は今回のゴタゴタ劇を見て、 

合流も決められない野党には、やはり 

政権は任せられないと失望を深めたで 

しょう。弱っていた自民党を助けただけ 

で、野党共闘を応援してきた有権者に 

対する裏切り行為です」 

(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏) 


 選挙が近くなれば、また合流話が浮上 

するのだろうが、いま決められなくて、 

選挙直前ならまとまる保証はどこにも 

ない。 

野党がこの調子では、何度選挙をやって 

も安倍自民の圧勝に終わる。 

絶望的な体たらくだ。 


 【転載終了】

 ************************** 


 立憲の枝野代表がネックの様な報道 

もありましたが、国民の方がバタついて 

いたんですね。  


 これが自民党との違いでしょうね。 

安倍一強に反発しながらも、一つに 

纏まるところが強みですよね。

 

0コメント

  • 1000 / 1000