森羅万象担当の安倍はどう言い逃れる?
日刊スポーツ
【転載開始】
■森羅万象担当の安倍はどう言い逃れる?
2020年1月29日7時39分
★満を持すかたちで27日、衆院予算委員会
が始まった。首相・安倍晋三は昨秋の国会
では予算委員会に出席せず、いや開かせず
逃げ続けたが、補正予算と本予算審議に
出席しないわけにもいかず、野党は手ぐす
ね引いていた。初日は既に昨年から言われ
ていたことをただすというやりとりだった
が、首相の答弁には目を見張るものがある。
この調子だと、不規則発言や激高する場面
も早晩起こりそうだ。
★野党が攻め立てたのは桜を見る会のいわ
ゆる前夜祭のホテル明細書提出と、破棄
された招待者名簿の再調査だが、官房長官
・菅義偉は「そもそも招待者名簿は1年未満
で廃棄していいルールだ。調べる必要はない。
国家機密漏えいの危険が増す」とまで言い、
にべもない。過去の話と葬りたいのだろう
が最新の話題、自民党参院議員・河井案里
の陣営が昨夏の参院選で党本部から
1億5000万円を受け取っていた件で首相は
「一般論として党本部から党支部への政治
資金の移転は問題ないと認識している。
個別の事例については答弁を差し控えたい」
と述べた。
★いずれも税金が投入されている部分でも
あり、政治とカネ、税金の使い方や運用へ
の疑問だ。少なくともそこに疑義があるの
ならば知らぬ存ぜぬ、再調査せぬでは通る
まい。「コメントする立場にない」と首相
は言うが、昨年の予算委員会で首相は
「総理なので森羅万象すべて担当している」
と胸を張った。ある時は「悪夢のような民主
党政権」と言い、時には「民主党政権でも
やっていた」と政界では当然という場合に
使う。まさに森羅万象を担当するだけのこと
はあるがいずれも言い逃れの時に使うこと
で切り抜けてきた。この余裕はいつまで続く
か。(K)※敬称略
【転載終了】
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不始末続きの総理が森羅万象などと
言う言葉をつかってはいけませんね。
それこそ、無能な権力者の驕りです。
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