新型コロナと季節性インフルの合流で新型インフルが登場する恐れ!

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 

 季節性インフルの遺伝子と新型コロナの遺伝子 

 が合流する? 

 公開日:2020/02/04  ※抜粋。


 ■新型コロナと季節性インフルの合流で 

 新型インフルが登場する恐れ 


 それでは今年、国内で流行すると考え 

られているインフルエンザは、一体、 

何が主流となるのだろうか? 


 私は既存の季節性インフルエンザの 

遺伝子と新型コロナウイルスの遺伝子 

が合流し、新たな新型インフルエンザ 

が登場してくる可能性があると考えて 

いる。  


 現在、世界中を混乱と恐怖に陥れて 

いる新型コロナウイルスの感染爆発は、 

「第2のスペイン風邪」ともいえる状況 

になりつつあるが、両者は類似した 

トレース、流行パターンをたどっている。 

ということは、この新型コロナウイルス 

の爆発的なエネルギーは、スペイン風邪 

と同様の被害をもたらすことが予測され 

るのだ。  


 そうした危険性を察知して、日本に 

おける感染症研究の中心組織である 

厚労省傘下の国立感染症研究所、あるい 

は世界的な研究機関であるWHO 

(世界保健機関)の疫学専門家チーム、

 米国のCDC(米国疾病対策センター)、 

あるいはフランスのパスツール研究所、 

ドイツのコッホ細菌研究所等の専門家 

チームは、様々なレポートを提出、 

WHOに緊急事態宣言の発表を急がせた。 

このため、新型コロナウイルスの 

スペイン風邪化の抑止がある程度、可能 

となったが、各国の疫学の専門家チーム 

は、新型コロナウイルスがこれまでとは 

異なる遺伝子の組織体であると警戒感を 

強めている。 


 理由は、人から人への感染力が極めて 

強いことだ。 

発生してからわずか1か月間で1万人 

の新規感染者を生み出している。 

これはエイズの感染力の数百倍の強さ 

であり、季節性のインフルエンザに 

匹敵する感染力、流行性を保持している 

と言える。 

つまり、流感=流行性感冒と位置付けた 

方が対策に合致している。


 ■新型コロナウイルスの発生原因は遺伝子 

 組み換えによるものか  


 現在、水際での感染抑止対策が取られ 

ているが、これは次第に効果が薄れて 

くると予想される。 

というのも、2009年に生まれたH1N1型 

インフルエンザ(メキシコ風邪)も感染力 

が強く、いまでは日本社会のインフルエンザ 

流行の50%以上を占めるようになってきて 

いるからだ。 


 世界的に流行しているインフルエンザ 

ウイルスには、米国やシンガポール、 

あるいは国内で検出されているこの 

H1N1型がある。 

次にパーセンテージの高いウイルスとして 

は、A香港型のウイルスであるH3N2型が 

ある。 

また、1月中旬以降、B型インフルエンザ 

も流行の比重を増している。 

このB型はビクトリア系統、そして山形系統 

の2つに分類できる。 


 今年の冬もこれらのウイルスを中心と 

して、国内で感染者を拡大しているわけ 

だが、欧米、アフリカ、アジア、南米、 

オセアニアなど、地域によって、あるい 

は人種によって、その遺伝子構成に違い 

が生じ、ワクチンや治療薬の開発に様々 

な困難や弊害をもたらしてくると考えら 

れる。 

つまり、同じA型ウイルスでも、細かく 

分類すれば100種類以上のタイプに分類 

でき、ワクチンや治療薬の効果に違いが 

生じ、せっかく開発に成功しても、その 

地域の患者にそのままでは適合しにくい 

という結果をもたらしてしまうわけだ。 


 今回の新型コロナウイルスについても、 

インフルエンザ化という現象が考えられる。 

2つから3つのウイルスの遺伝子が集合し、 

新たなウイルスが生まれ出る危険性。 

”遺伝子再集合”といわれる現象である。  


 余談ではあるが、私は今回の新型コロナ 

ウイルスも、発生原因はこの遺伝子組み換え 

によるものではないかという疑念を持って 

いる。 

というのも、SARS(重症急性呼吸器症候群) 

やMERS(中東呼吸器症候群)と比べて、 

感染力、そして流行のスピードがきわめて 

速いからだ。 


 致死率でもSARS(約10%)や MERS(約30%)

と比べて、今のところ、 新型コロナは2%~3%

と低いものの、 分母が広がれば、さらに上昇する

可能性も ある。


 ■既存のコロナとインフルの合成ウイルス 

 の特性を保持している  


 つまり、既存のコロナウイルスの特性にプラス

して、メキシコ風邪やA香港風邪 の特性を併せ

持っており、コロナと インフルの「合成ウイルス」

と言っても よい特性を保持しているのだ。 


 この新型ウイルスに対し、ワクチンや 特効薬の

開発が遅れているが、各国政府、 そして大手製薬

メーカーは新薬開発を 射程に入れている。 


 だが、ワクチンの開発には最低半年、 治療薬の

開発には2~3年が掛かる だろう。 

タイ保健省が2日、新型肺炎に感染した中国人患者

にエイズウイルス(HIV)治療薬 とインフルエンザ薬

を混合して投与したとこ ろ、症状の改善を確認した、

と公表したが、 既存の治療薬やタミフルなどの薬剤

がどの 程度、効果を発揮するかは分からない。  


 いずれにしても、この先、様々な困難が待ち構えて

いるのは間違いないと言える。


 【転載終了】

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 完全にパンデミックになりそうな感じ 

ですね。 


 <参考> 

 日大はサーズ流行後、コロナウィルス科 

に属するウィルスの遺伝子を切断する 

リボザイムを開発していた。 

※リボザイム:RNA 分子を特定の部位で 

 切断するRNA酵素 


 ということですが、コロナの特効薬と 

なればいいですね。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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