山田元農相に遺伝子組み換えの総本山敗訴の理由を聞いた!
トランプに握られた日本人の胃袋
【転載開始】
■山田元農相に遺伝子組み換えの
総本山敗訴の理由を聞いた
公開日:2020/02/06
除草剤の「ラウンドアップ」を製造
するモンサントは、世界の遺伝子組み換え
(GM)種子の90%を握る巨大な
グローバル企業である。 ベトナム戦争で、
それまで製造していた農薬に別の有毒物質
を組み合わせて「枯れ葉剤」を作ったこと
はよく知られるが、ラウンドアップはこれ
をもとに開発されたといわれている。
ラウンドアップの除草効果は抜群だった。
ただ雑草だけでなく農作物まで無差別に
枯らしてしまうため、米国のような大量栽培
には使い勝手が悪い。
当時、モンサントは遺伝子組み換え種子の
研究をしていて、たまたまラウンドアップ
に耐性を持つバクテリアを発見して、
この遺伝子を大豆などの種子に組み込んだ。
こうすると、ラウンドアップをまけば、
雑草だけが枯れて、農作物だけが生き残る。
このGM種子とラウンドアップをセットで
売るという戦略は大成功し、今やアメリカ
の大豆やトウモロコシのほぼ9割が遺伝子
組み換えになっている。
この“遺伝子組み換えの総本山”と呼ばれ
るモンサントが2018年、ドイツの製薬
大手バイエルに約7兆円で買収されたので
ある。
その頃、末期の悪性リンパ腫と診断され
たカリフォルニア州のD・ジョンソン氏が、
がんの原因はラウンドアップにあるとして
モンサントを訴えていた。
男性は仕事で ラウンドアップを散布して
いたが、突然 皮膚に激しい痛みが出るよう
になり、モンサントに問い合わせたが音沙汰
がなく、やがて悪性リンパ腫と診断されたと
いう。
買収から3カ月後、モンサントは敗訴し、
裁判所はモンサントを買収したバイエルに
約320億円の賠償金を支払うように命じた。
バイエルは上訴して約87億円に減額された
ものの、昨年の5月には、さらに別の裁判で
約2200億円の支払い命令が下されている。
■「機密文書の存在が大きい」と山田正彦
元農相
なぜモンサントが裁判に負けたのか?
私たちは元農水大臣の山田正彦氏に話を
うかがった。
この裁判に関心が高く、近著の
「売り渡される食の安全」にも、1章を
割いているほどである。
「この前、ジョンソンさんの弁護士の
1人、ロバート・ケネディJrに会った
ら、裁判所から秘密保持命令が出ていな
い資料は全部提供すると言われました。
ラウンドアップはがんを引き起こす可能
性があることを、モンサントが十数年に
わたって認識していたという内部機密文
書を証拠として提示したそうです。すで
に米国で5万件近い訴訟が起こされてい
ます。この機密文書がある限り、モンサ
ントのピンチは続くでしょうね」
機密文書に何が書かれていたのだろ
うか?
【転載終了】
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確か、第12代経団連会長の米倉氏の
住友化学がモンサントと業務提携して
いたと記憶していますが。
遺伝子組み換え種子、食品が日本に
かなり入ってきていると聞いています。
がん患者が増えてきたことに関係ある
のでしょうかね?
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