菅官房長官辞任なら自民党内で「菅の乱」も・・・
NEWS ポストセブン
【転載開始】
■菅官房長官辞任なら自民党内で「菅の乱」も
安倍一強終焉か・・・※抜粋。
2020年2/6(木)
自民党の「河井夫妻」をめぐる公職
選挙法違反容疑での捜査をはじめ、
“影の総理”とまで言われた菅義偉
官房長官にさまざまな逆風が吹き、
「2月辞任説」と「6月辞任説」という
具体的な見立てまで飛び出している。
実際、自民党のなかにも、菅氏の辞任
を望む声もあるという。
「菅氏を辞めさせたい」勢力には、
安倍晋三首相-麻生太郎副総理-
今井尚哉官房長官
(現在は総理首席秘書官だが、菅氏の
次の官房長官との声もある)という
新たな政権中枢ラインの形成と、
党務は二階俊博幹事長を交代させて
岸田文雄幹事長が握る陣容を想定して
いることが透けて見えてくる。
しかし、ひとたび菅氏が野に下れば、
安倍首相にとって強敵として立ちはだ
かるはずだ。
菅義偉という政治家の本質は、
体制の変革を求める根っからの改革派で
「乱」を好む。
その政治経歴を見ると、小渕派時代は
総裁選で小渕恵三氏に反旗を翻した
梶山静六氏に従った。
その後、宏池会に移ってからは、
「加藤の乱」に参加して森内閣不信任案
に欠席するなど「造反」の繰り返しだ。
それがゆえに党内長老からは
“反骨精神が過剰な要注意人物”とも見ら
れていた。
安倍首相には忠実に仕えているように
見えるが、それも体制改革で一致した
からだ。
菅氏は内閣人事局をつくって官僚の人事権
を掌握し、官僚主導政治を政治主導に転換
させた。
それが安倍長期政権の原動力となった。
政治ジャーナリストの藤本順一氏が言う。
「いま政治を動かしているキーマンは
菅さんです。官房長官を解任すれば、
安倍さんは霞が関ににらみが利かなくな
る。スキャンダルを防いでいた防波堤が
なくなり、間違いなく安倍長期政権は
瓦解に向かい始める」
そうなった時、切り捨てられた菅氏が
安倍首相に忠誠を尽くし、政権を支える
理由はなくなる。
菅氏に近い二階派ベテラン議員が“菅の乱”
が起きると予言する。
「これまで自民党内に反安倍勢力といえ
るものはなかったが、菅官房長官の更迭、
岸田幹事長となれば、政権中枢を追われた
形の菅、二階、それに竹下派や大乱を望む
石破派、改憲反対の谷垣グループなど
非主流派を加えて党内に大きな反安倍勢力
ができる。そうなると安倍一強の時代は
はっきり終わる」
総裁選は安倍首相の鶴の一声で岸田氏に
決まるという状況ではなくなる。
「菅さんが引き立ててきた河野太郎や
小泉進次郎といった発信力の強い政治家
の存在感も高まる。自民党に権力闘争が
蘇れば政治は安倍の次の時代に進む。
だから、“菅辞任情報”は菅さんにとって
も都合がいいとさえ言える」
(二階派ベテラン)
追い詰められたかにみえる菅氏にとって、
官房長官辞任の一手は、実は安倍政治を
ひっくり返すという大政局の始まりにつな
がる。
そう見ると、辞任情報は逆の意味を帯びる。
「私が辞めたら政権の命運は尽きる。
それでもいいのか」
菅氏が安倍首相に突きつけた“最後通牒”
かもしれない。
【転載終了】
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どちらに転がっても、あまりいい政治
にはならないような気がしますね。
細田派の反撃を牽制するために、辞任
した安倍首相を逮捕させるかも?
証拠は官僚がいっぱい持ってますからね。
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