武漢コロナウイルスと世界不況・・・

 田中栄の国際ニュース解説 


 【転載開始】


 ■武漢コロナウイルスの周辺  

 【2020年2月4日】今回の新型ウイルスが、 

どこかの山でコウモリから野生哺乳類に移り、 

その動物が武漢の野生市場で売られている間 

にヒトに感染し、潜伏期間中のヒトから他の 

ヒトに急速に拡大して今の事態になったとい 

う「自然発生」の可能性はもちろんある。 

しかし同時に武漢市には、厳重に封じ込めら 

れている状態であるが、ヒトに感染しうる 

コウモリ由来の多数の危険なコロナウイルス 

が存在する場所としてウイルス研究所が存在 

している。これは偶然の一致なのか?。 

ウイルスが研究所から漏れた「人為発生」の 

可能性はゼロなのか。 


 ■武漢コロナウイルスと世界不況 

 【2020年2月7日】中国政府が、予定どおり

2月10日から経済活動の再開を決めるのか、

それとも10日以降も検疫の延長、経済活動の

停止をしばらく続けるのか、これからの土日の

2日間でわかってくる。習近平は、経済より

ウイルスの解決を優先している。 中共が、来週

も中国経済の停止を続けると、世界経済への

悪影響が大きくなる。今は、 その分岐点にいる。


 ■ウイルス戦争で4億人を封鎖する中国 

 【2020年2月10日】「新型ウイルスは危険で

ない。習近平は独裁強化のためにウイルスとの

戦争だと言っている」という説があるが間違い

だ。中共の政治正統性は経済成長にある。ウイル

ス感染で中国が経済成長できなくなると、中共

と習近平独裁の正統性が失われる。中京は今、

経済を犠牲にして4億人に自宅検疫を強要して

いる。このウイルスはやはり中国の国家安全の

脅威になる危険なものなのだ。習近平は1月

23日に武漢周辺を 完全閉鎖した時点で、武漢

が全滅しても国家を救うためにやむをえないと

考えて見捨てた。武漢の患者救済を優先していた

ら、外部との 交通遮断が遅れ、感染が中国全土

や全世界に もっと急速に広がっていた。 

【2月10日の短信】フィリピンのドゥテルテ 

大統領が米国との軍の地位協定を破棄すると 

表明した。以前から米国と対立するたびに破棄

を表明するが決行せず。だが米覇権衰退 ・中国

台頭の中、いずれ決行するはず。今回が本番か?。

フィリピンは米国傘下から中国傘下へ。ウイルス

で弱っている中国に恩を 売る策略かも。 

(Philippines' Duterte moves to terminate 

 defence pact with US)


 ■悲観論が正しい武漢ウイルス危機の今後 

 【2020年2月12日】中国共産党は、国内には

「長く厳しいウイルスとの戦争」を言い 聞かせる

一方で、世界には「もうすぐウイル スを打破して

経済を再開する」と喧伝する 二枚舌戦略をやって

いる。中共は、経済成長 の実現が最大の政治正統性

であり、経済成長 を止めて4億人分の都市を封鎖

したのは、 国家安全に対するウイルスの危険が非常

に 大きいことを意味する。未発症で感染する 武漢

ウイルスの感染防止策は、大規模な隔離 封鎖しか

ない。中国以外の多くの国は大規模 な隔離封鎖を

やれない。中国以外の国の感染 者が急増したら、

十分な隔離封鎖をやれず 感染が大幅拡大するかも

しれない。こうした 危ない国の中に日本が入りうる。 


 【転載終了】

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 中国は、企業稼働を規制したり徹底して 

封じ込めをしていますので収束へは長引か 

ないかも知れませんね。  


 日本は、徹底した規制ができないので、 

かえって長引く可能性もありそうですが?  


 感染が拡大して、長引くと、サイパンや 

ミクロネシアのように観光の国は日本人の 

入国拒否する国が増えてくる可能性も。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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