研究者は“大坪問題”と・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■研究者は“大坪問題”と・・・ 

 新型肺炎にも影落とす独断専行ぶり 

 公開日:2020/02/13  


 新型肺炎への場当たり対応で厚労省 

に批判が集まっているが、担当者と 

してたびたび公の場に登場するのが 

大坪寛子大臣官房審議官では、話に 

ならない。 


 京大iPS細胞研究所の山中伸弥 

教授に国費の事業支援終了を突き 

つけるなど、医療分野の研究予算を 

削りまくってきた張本人だからだ。 

山中氏との面談は和泉洋人首相補佐官 

と出張。 

午前中に面談を終え、午後には仲良く 

京都観光を満喫した“公費不倫疑惑”も 

国会で追及されている。


 ■日本医療研究開発機構理事長が名指し 

 で批判  


 予算を巡って大坪氏が強権を振るった 

のはiPS細胞研究所だけではない。 

国立研究開発法人である日本医療研究 

開発機構(AMED)の関係者が言う。 


 「今年1月のAMED審議会で、末松誠 

理事長が大坪氏を名指しして『昨年7月に 

大坪氏が次長になって以降、我々のオート 

ノミー(自立性)は完全に消失した』と 

批判する一幕があった。和泉補佐官が室長、 

大坪氏が次長を務める内閣官房健康・医療 

戦略室のトップダウンで不透明に物事が 

決められ、医療研究が適切に行われなく 

なっていると訴えたのです」 


 AMEDは医療分野の研究開発を総合的 

に推進する司令塔として2015年に設立。 

感染症のプロジェクトも行っている。 

総額1200億円程度の予算の中には、 

使途を決めずに財務省から予算措置される 

約80億円の「調整費」があり、これまで 

文科省や総務省などとも相談して運用して 

きた。 

その調整費の使途が大坪氏の一存で厚労 

関連の内容に決められてしまったという 

のだ。  


 「大坪氏は『大臣や政治家と勝手にコン 

タクトを取るな』とか『すべて健康・医療 

戦略室を通すように』などともAMEDに 

通告したそうで、さすがに自民党内でも 

『やり過ぎだ』と問題になった。和泉補佐官 

と大坪氏、どちらの意向なのかはハッキリ 

しませんが、その独断専行ぶりは、関係者 

の間で“大坪問題”と呼ばれています」

 (自民党厚労族議員) 


 衆院予算委では、12日も和泉補佐官に 

大坪氏が同行した18年の4回の海外出張 

すべてで、隣り合わせたコネクティング 

ルームに宿泊したことが問題視された。 

研究予算を削りまくる公費不倫疑惑の2人 

が、海外出張では高級ホテルの「内部で 

つながる部屋」に宿泊。 

公私混同としか言いようがない。  


 野党は和泉補佐官の国会出席を要求し 

続けているが、与党は官邸に忖度して却下。 

これでは国民は到底、納得できない。 


 【転載終了】 

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 大坪審議官については、先の記事で 

触れましたが、次の記事も関連します。 


 兎に角、安倍の息のかかった連中の 

お粗末さは歴史に残るくらいのことで 

すよね。 安倍と共に。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

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