改憲から桜潰しまで・・・
日刊ゲンダイ
【転載開始】
■改憲から桜潰しまで
新型肺炎“火事場ドロボー”の有象無象
2020 年 2 月 14 日
つづき。
■桜疑惑はアベ腐敗政治のすべての
要素がある
「新型コロナウイルスの感染症対策など
がある中で、こうした非生産的な、あるい
は政策とは無縁のやりとりを長々と続ける
気持ちは私は全くない」
12日の衆院予算委。
安倍は「桜を見る会」の前夜祭を巡る疑惑
について取り上げた立憲民主党の黒岩議員
に対してこう答弁。
新型肺炎対策が後手後手になっているの
は、桜疑惑を追及し続ける野党に原因が
あるかのような物言いだったが、冗談で
はない。
ウソとごまかしのペテン政権にマトモな
政策が作れるはずがない。
だからこそ、野党が「アベ腐敗政治」の
すべての要素が盛り込まれた桜疑惑を
問題視しているのに、新型肺炎を疑惑潰し
に“悪用”しているから呆れてしまう。
許し難いのは「火事場ドロボー」の
動きだ。
最たるものは「緊急事態条項」を新設
するための憲法改正だ。
伊吹元衆院議長が新型肺炎の拡大を
「緊急事態の一つの例」として、
「憲法改正の大きな一つの実験台」など
とぶち上げたのが発端だが言語道断だろう。
新型コロナウイルスによる肺炎感染の
拡大が日本経済にとって
「新たな景気へのリスク」と警戒感を
示したIMF(国際通貨基金)が公表
した年次審査報告書の提言だって、
何やら日本政府の思惑を感じざるを得
ない。
というのも、このタイミングで
<2030年までに消費税率を段階的に
15%引き上げ>が明記されていたから
だ。
国内世論の反発を封じ込めるために外圧
を利用するのは安倍政権の常套手段。
IMFはこれまでも日本の消費増税に
ついて提言してきただけに、怪しい狙い
が透けて見えるのだ。
安倍は予算委で
「正確な情報を発信し、国民の理解を
促進していく」ともっともらしく答弁
していたが、自民党内やネット上で散見
される「中国叩き」の声をスルーしなが
ら、よくぞ言えたものだ。
立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)は
こう言う。
「安倍政権は憲法改正の口実に利用
できるものであれば、何でも使おうと
している。新型コロナウイルス問題で
はそういう姿勢が露骨に表れていると
思います。国民の生命や財産を守る、
不安解消を図る――など、まるで頭に
ないのでしょう。今のように新型肺炎
が注目を集め、国民の危機感が高まる
ほど都合がいい。そんなふうに考えて
いるように見えます」
新型コロナウイルスの猛威拡大は、
こうした邪な思惑を持った悪辣政権
に対する天罰かもしれない。
【転載終了】
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この方は、兎に角不幸を利用する
癖がありますね。
このような事を、首相は運がいい
などと言う輩もおります。
ということで、記事の様なことに
なるのでしょう。
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