無策の上に疑惑まみれ 「肺炎対応」・・・
巻頭特集
【転載開始】
■無策の上に疑惑まみれ 「肺炎対応」
安倍政権は神頼み<上>
公開日:2020/02/18
「すでに感染者数千人」「終息に2年」
は大げさなのか ー
毎日、新型コロナウイルス感染が
数十人規模で発覚するクルーズ船
「ダイヤモンド・プリンセス」。
17日は新たに検査で99人の陽性が
確認された。
これで船内の感染者数は454人。
凄まじい感染力だ。
しかも、99人のうち無症状者が
70人もいたから驚く。
日本各地で感染者が見つかっている以上、
すでに市中感染が広まっていて、
無症状のウイルス保持者も相当数に上る
と考えた方がいい。
その証拠に、検査要件を緩和した途端、
次々と新たな感染者が見つかっている。
国立感染症研究所が2008年に作った
感染拡大シミュレーションによれば、
首都圏の鉄道に新型インフルエンザを発症
した人が1人乗った場合、まったく対策を
取らなければ、感染者数は10日間で
12万人に拡大する可能性があるという。
実際に国内の新型コロナ感染者が鉄道を
利用していたことも分かっている。
人口密集の都市部を中心に、感染者数が
爆発的に増えるのは時間の問題だ。
WHO(世界保健機関)のコンサルタント
として、フィリピンでSARS封じ込め
チームを指揮した経験のある医師の高橋央氏
も16日、日本テレビの番組でこう言って
いた。
「SARSの経験から、すでに国内に
数千人の感染者がいると思われる」
「SARSにない(無症状でも感染力
を持つ)特徴を考えると、終息までに
1~2年はかかる」
「平和の祭典であるオリンピックが感染
の大舞台になるリスクがある」
これだけ深刻な事態になっても、政府が
発表した対策は
「人混みを避け、不要不急の集まりを自粛」
「37・5度以上の発熱が4日以上続いたら
専用窓口に相談する」だから話にならない。
個人にリスクを押し付けているだけではな
いか。
こうも政府が無能無策では、やはり自分の
身は自分で守るしかない。
■防護服でも感染の衝撃
厚労省は17日、
「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で
事務業務に当たった50代の同省男性職員
1人が新型コロナウイルスに感染したと
発表した。
感染した職員は11日から連絡調整など
を担当。
14日夜に発熱、16日夜に感染が確認
された。
乗客乗員との濃厚接触はなく、マスクの
装着など感染防止策は取っていたという。
同船では男性検疫官1人の感染も確認さ
れている。 短時間、船内で活動しただけ
で感染が 相次ぐ状況は衝撃だ。
17日は、80代の女性が新型コロナ
に感染して死亡した神奈川の病院でも、
新たに40代の看護師1人の感染が判明
している。
感染症に対する知識を持ち、細心の注意
を払っている医療従事者ですら、容易に
感染する状況を考えると、新型コロナの
感染力は想定よりもはるかに強いと考え
ざるを得ないだろう。
そもそも、プロの検疫官が感染するのは、
通常、考えられないことだ。
厚労省は感染症対策として、ホーム
ページなどで「手洗い」
「マスクの着用を含む咳エチケット」を
呼び掛けているが、果たして「手洗い」
「マスク」で感染を防げるのか。
医療ガバナンス研究所理事長で、
内科医の上昌広氏はこう言う。
「感染を100%防ぐのはムリです。
ウイルスというのは粘膜から体内に入る
のですが、誰でも無意識のうちに口や鼻
を触るでしょう。防護服を着用し、感染
症の知識のある厚労省職員や看護師でも
感染しているのです。今後、感染者が
どんどん増えるのは間違いありません」
「手洗い」「マスク」も「念のため」
という気持ちでいた方がいいのかもしれ
ない。
【転載終了】
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高温多湿でもウィルスが死滅しないと
いうことなので、梅雨を生き続け、夏の
五輪での爆発的な感染も予測されていま
すね。
そんなことにならなければいいのですが。
早く収束に向かわないと、経済的にも
日本はヤバいですね。
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