保険適用で“ウイルス検査難民”解消の嘘?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍政権が大喧伝 保険適用で
“ウイルス検査難民”解消の嘘
公開日:2020/03/06
6日から、新型コロナウイルスの検査が
保険適用になった。
政府は、検査を受けられない“検査難民”が
解消するかのように喧伝しているが、
大嘘だった。
◇ ◇ ◇
これまで、かかりつけ医が「要検査」と
判断しても、保健所が検査を断るケースが
相次いでいた。
安倍首相は先月29日の会見で
「保険適用により、保健所を経由すること
なく、民間検査機関に直接、検査依頼が
可能」
「かかりつけ医など身近にいる医者が必要
と考える場合には、すべての患者がPCR
検査を受けることができる」と強調した。
しかし、インフルエンザのように、
どこの病院でも検査できるわけではない。
全国約860カ所の「帰国者・接触者外来」
と、都道府県などが認めた医療機関に限ら
れる。
3日の参院予算委で安倍首相は
「(すべての患者は)今すぐできるとは申し
上げていない」とトーンダウンしている。
■専門家「指定医療機関がコントロール」
山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏
(感染症学)が言う。
「検査機関があまりにも少ない上、かか
りつけ医が必要と判断しても、最終判断は
帰国者・接触者外来など指定医療機関が行
う仕組みです。そこで検査実施をコントロ
ールするつもりなのでしょう。保険適用後
も検査実施の状況はさほど変わらないと思
います」
これでは“検査難民”は解消されない。
本来、医療は早期検査、早期発見、
早期治療が大原則。
発見が遅れて重症化したら治療も難しく
なるからだ。
検査を受けられず、家族にうつしてしまった
ケースも見つかっている。
どうして、安倍政権は検査の拡充を嫌がる
のか。
“全員検査”したら、陽性者が数万人となり、
医療機関がパンクすると恐れている可能性
が高い。
直近の全国の1日当たりの検査実績は
700~900件にとどまっているが、
今後、4600件の検査能力を確保すると
いう。
もし、フルで検査すれば、陽性者が続出
するはずだ。
現在、北海道の感染者は83人だが、
政府の専門家会議は、北海道全域で実際の
感染者は約940人に上ると推計している。
表に出ている10倍以上の陽性者が隠れて
いると推測されているのだ。
人口約530万人の北海道で陽性者940人
だから、全国では2万人超の感染者がいる
計算だ。
「陽性者の発見が増えれば、問題になるの
が感染症病床です。安倍首相は会見で『全国
で2000を超える病床がある。緊急時は
5000床を超える病床を確保する』と胸を
張っていましたが、陽性者を受け入れ続けれ
ば、キャパオーバーは必至です」
(医療関係者)
韓国では14万人以上の検査を実施し、
6000人近くの感染を確認。
病床不足が深刻で2000人以上が入院待機
している。
仮に「検査難民」が解消されても、今度は
「病床難民」が続出では国民は浮かばれない。
【転載終了】
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この、新型コロナウイルス(COVID-19)
は数年続くとの記事がありました。
さわりを、転載しておきます。
>■長期化するウイルス危機
【2020年3月6日】今後の展開は不透明
だが、ウイルス危機がこれから何年も
続き、巨大な金融崩壊が発生するという
前提ですべてのことを考えていった方が
良い。すべてが終わった後、世界がどん
な風になっているか想像がつかない。
幸いなことに今回のウイルスは、ほとん
どの人、とくに若者にとって発症時の
重篤性が低いので、すべてが終わった後
でも人類のほとんどが生きている。事態
はおそらく覇権体制の転換につながる。
これは本来なら世界大戦(核戦争)に
よって引き起こされる転換だ。ウイルス
危機は核戦争よりはるかにましだ。2度
の世界大戦では若者がたくさん死んだが、
今回は若者たちが生き残るので、危機終息
・転換後の世界経済の発展がやりやすい。
とのことです。
インフルエンザ化するということでしょ
うかね?
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