「国民8割感染 死者50万人」の衝撃・・・英国!
新型コロナウイルス パンデミック前夜
【転載開始】
■政府が想定する最悪事態
「国民8割感染 死者50万人」の衝撃
公開日:2020/03/07
■イギリス編
先月、ロンドン市長選の候補者の発言
が話題になった。
ベイリーという候補がツイッターで日本
で新型コロナウイルスが蔓延している
ことに触れ、
「ロンドンは求めがあればオリンピック
を再び開催する用意ができている」 と
書き込んだのだ。
2012年のロンドン五輪の経験と
インフラがあることを誇示したわけだが、
実は英国のウイルス事情は深刻だ。
スコットランドを含めて全国的に感染
が拡大し、ジョンソン首相の指揮の下、
医療と安全保障の専門家チーム
「ウオールーム」が設置された。
その背景には同国の保健省がまとめた
報告書がある。
「COVID―19:理性的な最悪の
シナリオ」と題したこの書類には
「感染が雪だるま式に拡大する可能性
があり、現時点は初期段階にすぎない。
今後2、3カ月以内に爆発的に広まる
恐れがある」と警告した上でこう結論
付けている。
「大半の感染者は軽症で終わるだろ
うが、致死率は3%程度が予想される。
最悪の場合、英国民の8割が感染し、
50万人が死亡する」
ロンドン王室カレッジのファーガソン
医学博士も
「最も恐るべき事態が進行中だ。英国人
50万人が死んでも不思議ではない」と
発言している。
これらの衝撃的な内容に、保健省は
「全国11カ所の指定病院と100カ所
の診療所で万単位の検体採取を行い、
感染拡大の予防に努める」と表明。
引退した医師や看護師らの医療従事経験
者と軍にスタンバイを指示できるよう
新たな法律を整備する方針だ。
ジョンソン首相は
「警察は、よほどの重犯罪でない限り感染
防止を優先せよ」と発言した。
コソ泥や痴話ゲンカなどは後回しにして
凶悪犯の新型コロナウイルスをしょっぴけ
ということらしい。
何しろ、エリザベス女王ですら人と会う
ときに手袋をするという非常事態。
当然ながら、エンターテインメントへの
影響も大きく、映画「007」がピンチ
に立たされている。
5年ぶりの新作
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」が
やっと完成。
4月3日にプレミアム上映会を行う予定
だったが、ジェームズ・ボンドのファン
クラブ「MI6―HQ」が「夏以降への延期」
を申し入れたため、ここにきて製作側が
「11月まで延期する」と発表した。
日本公開は現在調整中だ。
新型コロナの前には不死身のボンドも形無し
ということか。
(国際政治経済学者・浜田和幸)
【転載終了】
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この辺は、田中栄氏の「国際ニュース解説」
と似通っていますね。
日本も、今後どのような広がりを見せるか
予測できませんから。
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