マイナス金利“非情の深掘り”が招く地銀倒産ドミノ!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■黒田日銀マイナス金利“非情の深掘り”が
招く地銀倒産ドミノ 公開日:2020/03/07
6日の日経平均株価は一時、700円以上
の値下がり。
前日比579円安の2万749円と大幅安で
引けた。
節目の2万1000円を割り込み、約半年ぶり
の安値を付けた。
為替は東京市場で1ドル=105円台、海外
市場では一時、104円台に突入。
日銀の黒田総裁がマイナス金利の深掘りに
打って出るとの観測が強まっている。
収益悪化に苦しむ地方銀行がバタバタ倒れ
る事態が起こりかねない。
米国内の新型コロナウイルス感染者は
260人を超え、14人が死亡。
トランプ政権は総額83億ドル(約8900億円)
の財政出動に踏み切り、対応に追われている。
■米は追加利上げ確実
一方、FRB(連邦準備制度理事会)は3日
に0.5%の緊急利下げに踏み切ったばかりだ
が、17~18日のFOMC(連邦公開市場委員会)
でのさらなる利下げが濃厚だ。
CMEグループのFEDウオッチによると、金利
先物が織り込む月内の0.25%の追加利下げの
確率は100%、0.5%の追加利下げの確率も
67%に上昇している。
米国がわずか2週間で1%も利下げすれば、
日米金利差の縮小、急激な円高進行を招く
ことになる。
そうなれば、日本株はますます売られる。
日銀に打つ手はあるのか――。
日銀の金融政策決定会合は、FOMC直後の
18~19日に開催される。
「FRBの立て続けの利下げを目の当たりに
して、日銀は口先だけでなく、アクションを
取らざるを得ない。株価を下支えするため、
ETF(上場投資信託)を通じた株式購入を
年間6兆円から8兆円か12兆円に増額する
可能性が高い。ただ、それだけでは世界各国
の金融政策に比べ、あまりにもショボく、
円高抑止にもならない。そこで、マイナス
金利を0.1%から0.3%に深掘りするとの見方
が出ています。金融機関、とりわけ地方銀行
の経営を一層圧迫しますが、コロナショック
という非常事態を大義名分にできると考えて
いるようです」(金融関係者)
地方経済の沈没に歯止めがかからない中、
地銀は長引く超低金利政策にも苦しめられ、
利息収入の低迷が続いている。
上場地銀78社の2019年4~12月期決算は、
全体の6割に当たる44社が減益、2社が
最終赤字だった。
このところ、地銀株は連日、年初来安値を
更新しているが、
「一部投資家がマイナス金利深掘りを織り
込んで地銀株を売っている」(兜町関係者)
という。
金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。
「新型コロナの影響で、観光客が激減し、
企業の生産活動も停滞しています。地方で
は倒産する旅館や企業も出始めている。
今後、資金需要は減少し、債権の焦げ付き
も抱え、地銀の経営はさらに厳しくなるで
しょう。そこにマイナス金利が深掘りされ
れば、泣き面に蜂です。コロナ禍が長期化
すれば倒産する地銀がでてきてもおかしく
ありません。地銀幹部は〈とにかくマイナ
ス金利をやめてくれ〉と悲鳴を上げていま
す。出口戦略を描けないままマイナス金利
をズルズル続け、深掘りに動くとなれば、
あまりにも場当たり的です」
安倍政権は地方創生を看板政策に掲げな
がら、都市部との格差は縮まらない。
アベクロの人災で地銀が犠牲になるという
ことか。
【転載終了】
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売国手法で安倍政権を支える、黒田、黒川
腹黒コンビ。
黒田のマイナス金利の深堀は昨年から懸念
されていました。
安倍のやったことは、
1、自身の三選で人気を延長。
2.黒田日銀総裁の任期延長。
3、黒川検事長の定年延長。
これで、腹黒トリオの完成です。
次いで、中村格を検察庁長官に据えたら、
腹黒カルテット完成で。
四つの権力が完成し、完全な独裁国家になり
ますね。
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