日銀、株価暴落で含み損拡大・・・

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 【転載開始】


 ■株価暴落で含み損拡大 年度末に向け 

 「日銀vs市場」攻防戦 

 公開日:2020/03/13 


 先週、IT企業の社長と会うために 

銀座に行くと、目抜き通りに中国人を 

見かけないのは当然だが、 日本人も少なく、

「消費不況」の足音 が聞こえてきた。  


 今月下旬から小売業や飲食業の決算 

発表が本格化する。 

多くの企業の2020年2月期などは 

計画未達と推察、同時に公表される 

各社の次期事業計画は、 

新型コロナウイルスの感染終息時期が 

不明な状況下、どう反映させるのかの 

苦悶がうかがえよう。 


 某企業から 「定時株主総会招集のご通知」

とは別に、新型コロナウイルスの感染拡大 

防止のハガキが届き 

「ご来場に際しては、マスク着用にご協力

をお願いいたします」などとあった。 

インターネットでの議決権行使の方法も

ありと記載されていたが、資本主義の根幹

たる株主総会に出席する個人投資家は激減

するだろうか。  


 在中米国商工会議所が2月27日に発表

した在中米国企業の新型コロナウイルスの

影響調査リポート 

(調査期間:2月17~20日)では、 

事業活動が正常化する時期を3月末までと

回答した企業は全体の3割弱にとどまって

いた。 

また、テレワークで55%の企業は生産性

が下がったと答えていた。  


 今後、景気はどうなるか。 

テクニカル分析では、日経平均株価は 

1月17日の高値2万4115円から下落、

2月28日には高値から10%超の下落で、

調整局面入りを示唆した。 

ローソク足の月足(形状)を見ても、 

1月は高値圏でコマを形成、相場転換を

示した。 

3月の月足は陰線(月末安)となろう。 

さらに日々線の株価移動平均線を見ても、

2月中旬に短期線が長期線より下 に位置し

「逆のパターン」を形成、これ以降、

相場が下降トレンドに入ることを示していた。 


 株価の先見性から見れば、これから半年

から1年後に景気後退局面に入るだろう。  


 アベノミクスに迎合、株式運用比率を高め

た公的年金など機関投資家から見れば、

投資した企業の株価次第 

(19年3月末の日経平均株価は 2万1205円)

で、 20年3月期決算に株式評価損が生じる。 

そのため日銀は安倍政権に忖度し、 

大量にETFを購入し株価下支えに入っている。

 加藤厚労相は15日が自粛要請の継続判断の

目安と述べたが、年度末に向け市場と日銀の

視界不良な攻防戦の幕が開けた。 


 【転載終了】 

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 今日の日経に介入しているのか? 

前場は様子を見て、後場に介入するのか? 


 やはり、売り圧力が強いのでしょう。 


 期末にかけての動きが気になりますが、 

買いのタイミングはどこか? 


  底値が15000円前後ですかね?

 

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