名指し財務官僚「全員栄転」の仰天!

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■森友問題で自殺職員が名指し 

 財務官僚「全員栄転」の仰天 

 公開日:2020/03/23 


 森友問題を巡り公文書改ざんを強要 

され、自殺に追い込まれた財務省職員、 

赤木俊夫さん(享年54)が残した 

「手記」が永田町を揺るがしている。 

特に火がつきそうなのは、赤木さんが 

名指しで批判した財務官僚が、シレッと 

「栄転」を果たしていることだ。  


 赤木さんが 「刑事罰、懲戒処分を受け

るべき者」 と記したのは、

佐川宣寿元国税庁長官 (62)以下、

財務省本省所属だった 6官僚。 

いずれも、2017年2月以降、 

赤木さんが所属していた近畿財務局に改ざん

を指示した人物だが、6人中5人の栄転が

確認できた。 


 さらに当初、改ざんを拒否していた近財内部

に対し「全責任を負う」と 言ってゴーサインを

出したとされる 美並義人近財局長(59)には、 

東京国税局長と“花道”ポストが用意された。 

全員、公文書改ざん問題を受け18年 6月に

懲戒処分されたにもかかわらず、 出世街道を爆走

しているのだから驚く しかない(別表)。

 ■官邸の「口封じ人事」 


 さらに不自然なのは、全員が本省を 離れ、

改ざん当初の所属先とはほぼ関係のない部署

に移っていること。 

理財局総務課長だった中村稔氏(53) に

至っては駐英公使と、財務省とは 全く無関係

なポストに就いた。 


 国会招致逃れのため、経産省から 在イタリア

大使館の1等書記官となった元昭恵夫人付職員

の谷査恵子氏のケース が思い浮かぶ。 

「内閣人事局」を通じて省庁の幹部人事を握る

安倍官邸が、再び招致逃れのため、 “キーマン”

を本省から切り離した可能性も考えられる。 

公務員の人事に詳しいジャーナリストの 

若林亜紀氏はこう言う。  


 「内閣人事局の承認が必要となるのは部長級以上

ですから、6人全員が人事局 の承認、または内閣の

任命を経ています。 いずれの人も懲戒処分を受けた

とは思え ない順調な異動を続け、東京国税局長や 

横浜税関長に出世したり、外国公使と いった名誉職

につけてもらっています。 それに伴い給料だけでな

く退職金も跳ね上がるので、官邸が疑惑についての 

『口止め料』を税金から手当てした、と みることも

できる。

また、退職したり、 外国に行ったりしていると、

国会で与党 が『参考人招致が難しい』と言い訳をし

 やすくなることも考えられます」 


 部下を死に追いやった官僚は甘い汁を吸えると

いうことだ。 

全員国会に呼んで“ゲロ”させるしかない。 


 【転載終了】

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  世界では逮捕か軽くて失脚ですが、 

栄転するのは、不思議国ニッポンなら 

ではですね。


 海外からは「そこが変だよニッポン人」 

と言われるでしょうね。

 

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