外国メディアの引用でしか政府批判ができない日本の報道!

 ファクトチェック・ニッポン! 


 【転載開始】


 ■外国メディアの引用でしか政府批判が 

 できない日本の報道 

 公開日:2020/04/08  


 新型コロナウイルスの対策を議論する 

政府の専門家会議は記者会見(4月1日)

 で、日本の対応に 

「世界の注目が集まっている」とした。 

それは、日本の感染者数の少なさを世界 

が評価しているという趣旨だった。 

確かに、アメリカ、イタリアなど、欧米 

の感染者数はけた違いに多い。 


 しかし、世界が日本の対策を高く評価 

しているのかというと疑問符がつく。 

CNNは特集番組で、対策の成功事例と 

して韓国を紹介しているが、日本につい 

ては触れていなかった。 

別の日の番組では、 

「日本のこれまでの総検査数は韓国の1日 

の検査数でしかない」と東アジア担当記者 

が疑問視する発言をしている。 


 こうした中、同3日に、アメリカ大使館 

が 

「広範な検査を実施しない日本政府の決定 

は、感染率を正しく評価することを困難に 

している」との通知を在日アメリカ人に 

向けて行い、早期の帰国を促した。  


 こうした動きを意外に思う人は多いかも 

しれないが、日本の現状を不信感をもって 

見ているのはアメリカだけではない。 

私は世界のジャーナリストとこの問題の 

ファクトチェックを行っているが、 

日本政府の対応への質問も寄せられている。 

イタリアのメディアからは、 

「日本は感染者数に症状のない人は数えて 

いるのか?」 

「新型ウイルス以外の死者数は増えていな 

いか?」との問い合わせがあった。 

日本政府の出している数字が信用されてい 

ないということだ。 


 日本人の多くは中国政府の発表は何かを 

隠していると不信感をもって見ているが、 

実は各国から見ると、日本もそう見える。 

それは日本政府の海外への発信力のなさも 

あるが、どうもそれだけではない。 

やはり政府の情報開示の在り方に疑問の目 

が向けられているということだろう。 

そこには、この欄で度々取り上げている 

総理大臣の記者会見も含まれる。


 ■アベノマスクが「世界から失笑」  


 そうした中で、実は日本の報道も妙な 

ことになっている。 

例えば、1世帯に布製マスク2枚を郵送する

という「アベノマスク」が世界で失笑を 

買っているとメディアが報じ始めた。 

その政策の是非には議論があるだろうが、 

ここでは、それらが外国メディアの報道を 

引用する形だったことに注目せざるを得な 

い。 


 実は、こうした海外報道の引用というの 

は、報道の自由の制限された国では度々起き 

ている。 

NHK記者として駐在したイランもそう 

だった。 

イラン政府に対して厳しい内容を報じると、 

翌日に東京発のイランの国営通信社が、 

NHKの記事を引用してその内容を報じる。 


 それは、なぜか? 


 イランのメディアはイラン政府を批判す 

るような報道はできないが、外国のメディア 

を引用して報じることはぎりぎり許容され 

るからだ。 


  「アベノマスク」にしても、外国のメディア 

が報じた形で「世界から失笑」と書けば、 

政府ににらまれないということだろう。 


 今後、このような外国メディアを引用する 

形での政府批判は増えるかもしれない。 

それはひとつの現実を我々に突きつけている。 

日本は既に、報道の自由が制限された国に 

なっている。 

それは、更に日本への不信感を強めていく。 

負のスパイラルが始まっている。 


 【転載終了】

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 国民は、安倍晋三が笑いものに なる、

ということは、その人物を 支持する国民

も笑いものになると いうことです。 


  しかし、何故42%・・・ 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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