コロナウォーズがもたらす超ド級の景気後退!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■先の見えないコロナウォーズがもたらす
超ド級の景気後退
公開日:2020/04/15
古来、パニックは政策の母という。
マーケットが動揺し、人々がパニックに陥る
たび政策対応は強化される。
そして、最後は「何でもあり」の政策総動員
態勢となる。
これが通常のパターンである。
しかし、今回はちょっと違う。
いきなり政策総動員態勢だ。
それだけコロナウイルスショックが異質、
かつ超ド級の“事件”ということだろう。
安倍政権は4月7日、7都府県に初の
「緊急事態宣言」を発令した。
さらに、108兆円規模の景気対策を打ち
出す。
■1都3県のGDPは約4割
対象となった東京、神奈川、埼玉、千葉
の1都3県のGDPは210兆円と、
日本のGDPの4割を占める。
期間は1カ月とのことだが、景気に対する
ダメージは計り知れない。
GDP成長率は昨年10~12月期の
マイナス7・1%に続き、今年1~3月期、
4~6月期は2ケタのマイナスとなろう。
人と物の移動制限(全世界で35億人が
規制措置下にある)は、観光業(インバウンド)、
サービス業、小売業などに大きなダメージを
与える。
さらに、サプライチェーン(部品供給網)
の寸断によって、製造業が自動車を中心に
壊滅的な打撃を受けている。
ともあれ、巨額の流動性を供給している
FRB(米連邦準備制度理事会)、
ECB(欧州中央銀行)、日銀をはじめ、
各国政府はなりふり構わず健全財政路線を
放棄、GDPの10~20%に相当する
財政出動を断行する構えだ。
さらに、海外では軍隊(日本は自衛隊)を
動員している。
まさに、コロナウォーズ(戦争)である。
とはいえ、相手はウイルスだ。
従来の手法が通用しないのは確かだろう。
(経済評論家・杉村富生)
【転載終了】
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コロナ渦は長期化が予想されるの
で、屋内での人の集まりは地方でも
極力中止して予防しないと、地方は
遅れてやってくるので、来年まで
引きずる可能性もあり得ます。
来年になると、深刻な不況でリス
トラの嵐も予想されますからね。
やることは、感染の危険性のある
集まりは中止して、一刻も早く経済
基盤を立て直すことだと思います。
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