「官僚の言いなり」な安倍首相を見捨てる・・・
MAG2NEWS
【転載開始】
「官僚の言いなり」な安倍首相を
見捨てる、自公実力者たちの実名
2020.04.21
■総選挙を打つタイミングもない
こうした流れを解散・総選挙で断ち切る
ことはできないかと安倍首相周辺が考える
のは当然で、トランプ米大統領が11月に
再選を果たせば早速12月にも来日を求め
「強固な日米同盟」を演出して年末ないし
年初に解散という話も持ち上がっている
ようだが、戯言に等しい。
第1に、今秋にはコロナ禍は国内的には
一段落しているかもしれないが、米国を
はじめ世界はどうなっているか分かった
ものではない。
第2に、その中で、ほとんど酔っ払いの
おじさんのようになっているトランプが
再選されるかどうかは、ますます疑わしく
なっている。
第3に、大物の国賓としては今春の来日を
延期した習近平=中国主席を年内にも招く
のが先で、その前にトランプを挟むのは
筋違いである。
第4に、それ以前に、来秋はこの数カ月の
自粛による経済破綻が一気に爆発して大変
なことになっている公算大で、とうてい
安倍首相の「政権立て直し」という自己都合
のための総選挙に国民は付き合ってはいられ
ない。
安倍首相の下でも、ましてや麻生臨時代理
の下ではなおさら、総選挙はありえず、来年
9月に選ばれる自民党新総裁の下で、10月の
任期満了までの間に行われると見るのが順当
である。
■てんでんバラバラの政権運営
「安倍一強」と言われてきた政権がなぜこれ
ほど無様なことになってしまったのか。
致命的な要因は、昨年9月の人事で首相秘書官
の肩書で満足仕切れなかった今井尚哉が首相補佐官
をも兼任して官邸を取り仕切る権限を得、 菅義偉=
官房長官を意思決定システムから排除 しようとした
ことである。
安倍政権がこれほどまでに長続きしてきた最大
の要因は、良かれ悪しかれ、菅のいかにも旧自民党
の党人派的な人脈管理術に基づく根回し能力で あり、
菅がいればこそ二階=幹事長や公明党の 山口那津男
=代表とのパイプも繋がっていた。
また菅とその脇を離れない警察出身の杉田和博
=官房副長官とは全省庁に目配りをし、その政策と
人事の動きを情報管理していた。
それに対して、今井、その副官である佐伯耕三
=秘書官(アベノマスクや安倍自宅リラックス 動画
アップの発案者)、西村康稔=経済再生症/ コロナ
対策相など、いずれも東大→経産エリート 官僚の道を
歩んできたグループは、本当のところ は、その場限り
を切り抜けるだけの小賢しい浅知恵 しか持ち合わせて
いないのに、それで安倍首相を 操ればこの国を取り
仕切れると勘違いして、 菅という「盲腸」を切って
捨てようとしたのである。
安倍首相は、「今井ちゃんに聞けば、何だってすぐ
答えが出てくるんだよ」と、その圧倒的な学力の差に
感服しまくっていて、それはその通り なのだろうが、
その今井らの「学力」とは上述の ような
「小賢しい浅知恵」以上のものではないので、その結果
が政権の迷走状態となって発現する のである。
このようにして、菅を無視したことで二階にも 山口
にも話が行き渡らず、結果として安倍首相が 大恥を
かくことになった。
さて、これから二階や山口は、どういうタイミング で
安倍首相を見限ることになるのだろうか。
by 高野孟『高野孟のTHE JOURNAL』
【転載終了】
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まあ、我々が散々、姑息な官邸と言って
きた事をまとめてくれた感じですかね。
安倍政権は、「新型コロナウィルス」で
の姑息な対応が命とりになるということで
しょうかね。
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