高感染リスク抱えるスーパー店員の悲痛な声!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■客から暴言も…
高感染リスク抱えるスーパー店員の
悲痛な声 公開日:2020/04/22
緊急事態宣言の発令以降、繁華街の人出は
減ったが、スーパーは家族連れなど大勢の人
であふれかえっている。
それにともない、激務を強いられている従業員
から悲鳴が上がっている。
食品スーパーは客が多く、ただでさえ 新型コロナ
の感染リスクが高い。
アメリカではスーパー内での感染リスクが大きな
社会問題となり、ロサンゼルス市では、 従業員も
客もマスク着用が義務づけられている。
日本でも、すでに全国20店舗以上のスーパー で
従業員の感染が確認されている。
働く人は感染リスクを気にしながら仕事をこなして
いる状況だ。
そのうえ、ストレスをためている人が増えている
のか、客から罵声を浴びせられるケース まであると
いう。
「儲かってボーナスもらったんだろう」
「そのマスクどうしたんだ。どうせ優先的に買って
るんだろう」
「これだけ客が来てるんだから、コロナに 感染して
いるのではないか」
こんな難癖や言いがかりをつけられ、
なかには暴力を振るわれた店員もいるという。
「『レジ前に飛沫防止のビニールをつけろ』 と
言われ、設置したところ、『顔が見えない』 『声
がよく聞こえない』といったクレームが きました。
入場制限をすると『何で並ばない といけないんだ』
と怒鳴られ、『感染リスク があるのでお守りくだ
さい』と説明しても『 急いでいるんだ』といって
割り込む人もいます。 従業員だって感染するリスク
があり、不安な 気持ちで店に立っています。『何で
混んでい るんだ』と言われても『お客さんがいらっ
しゃ るからです』とは言えないのです」
(スーパー関係者)
■このままでは小売業崩壊も
働く人も減り始めているという。
休校のため子供が家にいて出勤できない主婦、
帰省してしまった学生、帰国した留学生、
家族に「危ないから辞めろ」と言われるケース も
増えているそうだ。
従業員の感染が確認され、休業に追い込まれた
店もある。
濃厚接触者が自宅待機になれば、さらに働き手 が
不足する。
全国スーパーマーケット協会の広報担当者が 言う。
「政府や自治体の要請で何とか営業を続けて います
が、この状況が続くと、従業員ももたな くなります。
どこかの店が休業すると他の店が 混み、さらに従業員
の負担が増えるという負の 連鎖です。小売業の崩壊に
つながります。小売 りの現場を守るためにも、混雑し
ないよう、 理不尽なクレームは控えていただくよう、
少し でもご配慮いただきたいのです」
スーパーが閉まって、困るのは利用客だ。
【転載終了】
*******************************
コロナでストレスが溜まっているという
より、根本的には人間性だと思います。
例えば、自分語りになってしまいますが。
私は、10年間高齢の両親の介護をしてい
ます。
何とかやっていられるのは、両親が杖があれ
ば多少動けるからです。
ただ、炊事や掃除、洗濯など家事の一切を
私がやっています。
※一人っ子同士の結婚なので妻は仕事をしなが
ら自分の親の介護をしています。
凄いストレスになります。
そこにコロナが発生し、高齢の親や孫に感染
させないよう買い物メモを持ち極力短時間で買い
物をしています。
誰も大変でストレスがかかります、お互いの
我慢が乗り切る秘訣ではないでしょうか。
0コメント