ドイツで「外出自粛」が機能した理由!
情報速報ドットコム
【転載開始】
■人権に厳しい民主国家ドイツで「外出自粛」
が機能した理由 公開日:2020/04/22
新型コロナウイルスの感染拡大に対し、
中国のように強権を振りかざさなくとも
「外出規制」を機能させ、終息へ歩み
始めた国がある。ドイツだ。
何がドイツの人々に外出自粛を促したのか。
番外編でお伝えする。
☆ ☆ ☆
「外出は禁止されていませんでしたが、
当初は外にほとんど人はいませんでした」
と語るのは、ミュンヘンに15年在住し、
日本語雑誌「ニッポニップ」を編集する
内海志保さんだ。
新型コロナウイルスの感染者数で世界ワースト
5のドイツは、感染者数が2万人を超えた
3月23日から「完全な巣ごもり状態」に入った。
そのドイツでは2週間を待たずして感染
スピードに鈍化の兆しが認められる。
4月2日、ロバート・コッホ研究所は
「微減の傾向」と静かにコメント。
4月3週目に入ると「制限緩和」に向けた動き
が報道されるようになった。
■メルケル演説と幸福感
人権には特に厳しい自由主義国家のドイツ
でも「外出自粛」は要請されたが、抑え込み
のキモはいくつかある。
「人と人の間は1・5メートル距離を取ること」
「あらゆる種類の飲食店の営業停止」などの
禁止事項が設けられ、これに違反した場合には
罰金となるのだ。
ウイルス封じ込めは、中国のような「独裁国家」
による“手荒な手段”でなくとも可能だというこ
とか。
さらに前出の内海さんはこう話す。
「注目したいのが3月18日に行われたメルケル
首相の緊急演説です」
メルケル演説は日本語にも訳された。
ボンに在住する翻訳家の林フーゼル美佳子さんが
訳したA4サイズで4ページにわたる演説からは、
民主主義の理想を大切にするメルケル首相の
「苦渋の決断」が見て取れる。
<ドイツで行ったことがない閉鎖措置は、民主
主義社会において軽々しく決められるべきではな
いが、それは今、命を救うために不可欠だ>
フランクフルトも外出はほとんどなかった。
望月楓さん(仮名・駐在員の家族)も、
「人権や経済よりも今は命だ、というのが演説から
伝わったので徹底して外出を自粛しました」 と連帯感
を示している。
ちなみに、林さんはドイツ人の幸福の バロメーターを
「家族とマイホーム」だと語る。
医療体制の完備もあるが、家族と自宅で過ごす ライフ
スタイルも防疫の素地になった可能性が ある。
【転載終了】
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やはり、コロナのどさくさに紛れて法案を
通そうとする姑息な人間との差というところ
でしょうか。
どこの国のリーダーも命を守る言葉と行動
を取っています。
トランプは別として、ニューヨーク州の
クオモ知事もその一人でしょう。
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