世界で競争できない日本の未来は暗い・・・

 アベノミクス7年の悲劇 沈みゆく日本 


 【転載開始】


 ■教育も科学技術も・・・ 

 世界で競争できない日本の未来は暗い 

 公開日:2020/04/25 


  国の未来を切り開く教育と科学技術。 

ここでも「日本沈没」は深刻だ。  


 例えば、日本の大学は世界ランキング 

で上位に入れない。 

アジアだけで見ても

(タイムズ・ハイヤー ・エデュケーション・

ランキング)、 ベスト10入りは8位東大

のみ。

 ベスト20でも、中国6校、韓国5校、 

香港5校と比べて日本は2校だけだ。 


 経営大学院(MBA)の世界ランキング 

でも、ベスト100に日本はゼロ。 

ランク入りの数で、米英に次ぐ3位中国 の

相手にもならない。 


 毎年のようにノーベル賞学者を出して いる

日本だが、それは昔の研究への評価だ。 


 最近の調査(科学技術振興財団)では、 

先端151分野の有力論文ランキングの 

各分野1位は全て米国と中国だった。 

しかも、日本は2位に入る分野さえなく、 

5位以内に入れたのもわずか19分野。 

最重要分野といわれるAIでは、 

世界10位と大きく遅れている。  


 世界で競争できない理由の一つに英語力 

の欠如があるが、こちらも、調査対象 

100カ国中、日本は53位 

(EF EPI英語能力指数)。

 アジア25カ国中でも11位。

韓国6位、 ベトナム7位、中国9位より下なの

だか ら悲しくなる。


  新型コロナ対策で、欧米諸国は遠隔授業が

盛んだが、「端末1人1台!」とぶち 上げた

安倍政権の目玉政策も2023年度 までかけ

ての話。 

コロナ休校で、慌てて「前倒し!」の号令 が

かかったが、早くて来年3月までかかる。 


 ■ICT利用教育はOECD等47カ国中 

 46位  


 さらに、情報通信技術(ICT)を利用 した

教育を頻繁に行う中学教師の割合は、 

1位デンマークの90%に対して、 日本は18%。

経済協力開発機構(OECD) 加盟国等47カ国中

46位だ。 

テレビ会議の経験すらない教員もいると いう

(日経新聞)。 

新型コロナの感染防止対策で手いっぱいの 現場で、

配られた端末が有効活用できるか さえ心もとない。 


 ITといえば、全国の高校で、 プログラミング

必修化が22年度に迫るが、 専任教員がいないと

大騒ぎになっている。 

情報科(03年から必修化)に専任教員 のいない

都道府県が13もあり、

 「プログラミングを教えない情報科」が あふれて

いたのだ。

 ちなみに、IMD(国際経営開発研究所)

 デジタル競争力ランキングでは、 2位シンガポール、

11位香港、 14位韓国などに大きく水をあけられて

 日本は22位だ。 


  英語もITもこれまでの安倍政権の サボリのツケ

が今、爆発している。 


 ちなみに、先日LINEとYahoo! の統合で

GAFAを追撃という話があった が、2社の研究費

合わせて年間0・1兆円 に対し、アマゾン2・5兆円、

 グーグル1・8兆円、 アップル1・3兆円で、

話にならない。 

日本トップのトヨタでも1・1兆円で アマゾンの半分

以下だ。

 日本の未来はやはり暗い。


 【転載終了】 

 ****************************** 


  このことは、何度も書いてきました。


 日本は、OECDの中でもほぼ最下位 

近くが定位置になっています。 


 とても、経済大国3位の国の姿では 

ありませんね。  


 このようなことは、マスコミは報道 

しませんから、ほとんどの国民は知る 

ことはないでしょう。


 その経済大国ベスト3の地位が揺らい 

でいます。 

近い将来ドイツに抜かれるようなのです 

が、今回のコロナ対応を見てもドイツと 

の差を見せつけられたような気がします。 


  リーダーの差なのか? 

官僚の能力差なのか? 


  多分、総合力なのでしょうね。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000