若者は低リスク⇒死亡相次ぎ「重症化ありうる」・・・

 Huffington Post Japan 


 【転載開始】 


 【緊急事態宣言1カ月】若者は低リスク 

 ⇒死亡相次ぎ「重症化ありうる」に 

 識者は「判断の責任重い」(新型コロナ) 

 2020年05月06日 

 ※若者に関連二絞って掲載します。


 ■専門家会議  

 「若者世代は、重症化リスクは低いです」 

 こうした海外の調査結果を踏まえ、 

 政府の専門家会議が 


 「高齢者=リスク高、若者=リスク低」 

との構図を明確に示したのは、3月2日。 

全国の若者へのメッセージで、こう呼び 

掛けた。  


 「10代、20代、30代の皆さん。若者 

世代は、新型コロナウイルス感染による重 

症化リスクは低いです。でも、このウイル

 スの特徴のせいで、こうした症状の軽い人 

が、重症化するリスクの高い人に感染を広 

めてしまう可能性があります。皆さんが、 

人が集まる風通しが悪い場所を避けるだけ 

で、多くの人々の重症化を食い止め、命を 

救えます。」 


 若年層は症状が見えにくく、結果として 

多くの中高年層に感染が及んでいる、との 

主張だった。 


 WHOのテドロス事務局長も3月20日、

 外出を自粛しない若年層に以下のように 

警告している。  


 「若者のみなさんへ伝えたいことがある。 

あなたたちは無敵ではない。新型ウイルス 

に感染すれば、数週間も入院したり、死ぬ 

可能性さえある。病気にかかっていないと 

しても、皆さんがどこへ行くかによって、 

他人の生死を左右するかもしれない」 


 この頃、若い世代でも重症化しうること 

を裏付けた調査結果が米国で公表された。  


 米疾病対策センター(CDC)が3月18日に

発表した調査結果では、米国の入院患者508人

のうち、20~44歳が2割を占めてい た。 

集中治療室での治療が必要になった121人 の

うち、12%は20~44歳だった。


 ■欧米で10〜20代の死亡続く  


 国内の報道の流れが変わったのは、3月 

下旬。 

欧米で、基礎疾患がない10代や20代の

死亡例が相次いだことだ。 


 NHKは3月31日、英国で持病のなかった 

21歳女性やフランスの16歳少女の死亡報告 

を取り上げ、 

「若い人でも重症化や死亡のケースも」と 

報道。 

4月1日には毎日新聞も 

「新型コロナ、若者に重症化リスク 海外で

相次ぐ死者 専門家『日本でも死亡の可能性 』」

との見出しで報じた。


 ■尾身副座長「この闘いは全世代なんです」 


  専門家会議の副座長の尾身茂氏は4月1日の

会見で、 

「高齢者だけが重症化する、という印象が 広

がっている」との記者からの指摘に、 こう述べ

ている。 


 「ここに来て実は、今回の新しいエビデ ンス

です、どうも若者だけじゃなくて年配 の40代

50代もクラスター感染に関与して いる。もう

これはオールジェネレーション なんです」 


 「実は高齢者はもちろん重症化しやすい、 

重症化するのはこれははっきりわかってい 

ますね、年齢が高いほど多くなる。しかし 

だからと言って若い人、小児が全く重症化 

することがないということではない。当初 

は高齢者、重篤になるのは高齢者だけ、感染

させるのは若者だけということで焦点 を絞っ

きたけれども、この闘いはもう全 世代で

お互いを守る行動することがポイン トだと思

います」 


 確かに、国内で若年層が重症化するケース は

まれだ。 

厚労省の統計によると、20代以下の死者は 

ゼロ。 

陽性者20代以下の陽性者2979人のうち 重症

患者はわずか5人だ。(5月3日時点)


  一方で、4月には茨城県と埼玉県で30代男性

が死亡。 

両県とも基礎疾患の有無について 

「遺族の意向により公表できない」と説明 して

いる。 

山梨県では0歳児が重症になるなど、国内 でも

若年層はリスクゼロではないことは 明らかだ。 


 ■「お墨付き」の代償は  


 「若者は低リスク」から、

「若者も重症化リスクあり」へ。


  変容の過程を、専門家はどう見ているのか。  


 内閣官房新型インフルエンザ等対策有識者 

会議のメンバーで、日本大危機管理学部の 

福田充教授(リスク・コミュニケーション)は 


 「当初、中国での調査結果が日本にも当て 

はまるという前提で、専門家会議も政府も 

若者の重症化リスクの低さを強調して発信し 

ていた。これは若年層に、『自分は低リスク 

群に属する』というお墨付きを与えることに 

なってしまった。恐怖心が薄れた結果、外出 

自粛など行動の制限につながらず感染拡大を 

招いた面がある」と見る。  


 「空振り三振はしても、見逃し三振はして 

はいけない。最悪の事態を想定することは 

危機管理の鉄則です。若年層の重症化や死亡 

は例外的と強調するのではなく、全ての年齢 

層に重症化のリスクがあると当初から伝えて 

おくべきだった」と指摘している。 


 【転載終了】

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 当初は、若者は軽度で済んでいたのかも

知れないですね? 


 体内変異で、若者の死亡者もでてきた

可能性も? 


 欧米型のC型が危険なのかも知れませ

んね。 


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